実は「彼女に飽きた」という発想はない。男にとって「彼女」ってどんな存在? (2/2ページ)

ハウコレ

■■《飽きる》に対する男女の恋愛観のちがいに隠されているもの

女性の「彼氏に飽きた」という言葉は、だから、男性にとってすごく理解しやすいんです。つまり、「彼はわたしのことを楽しませてくれなくなった」とか、「彼と一緒にいてもキラキラできない」とか、そういう気持ちになれば、「彼に飽きた」と言う、その女性の心情って、わりと理解しやすいのです。でも男性はそういう文脈で「飽きた」とは言わないんですね。人生とか生とかという、漠然としたものを共にするパートナーにふさわしくないと判断したというのを、ありふれた「飽きた」という言葉で隠しているんですよね。こういう男女の恋愛観のちがいは、そのベースに何が隠されているのかといえば、若くして自分の人生を自分の手で切り開いていかないと未来がないと焦っている男性と、まだそれをするまでに時間的な余裕があるから、少しばかりキラキラした恋愛を――つまり人生のオプションを楽しみたいという女性の気持ち――こういう違いがあります。だから彼が言う「彼女に飽きた」は、「おれの人生を支えてくれるパートナーではない」という意味をもっているのです。

■■『飽きた』と彼に言わせないためにすべきこと

ここまでだと、彼の欲望全てに付き合わないといけない、というようにも聞こえてしまいがちですが、そうというわけではありません。もし「飽きたから別れよう」と言われたら、それは「自分の求めている女性じゃなかった」という意味があるから、あなたが悪いわけではないんだということなんです。ただ、お互いの求めているものに差があったのだと割り切ってしまったほうが良いのです。また、彼に欲望の度合いも男性それぞれで異なっていきます。彼の求めているものはなんなのか、チェックすることが大切なんですよね。彼の望んでいるものに応えてあげる女性になることが、「飽きた」と言わせない女性になるための一番の近道なのではないでしょうか。

(ひとみしょう/作家)

『今夜はちょっと、恋の話をしよう』(ハウコレ編集部)

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