小川彩佳『news23』TBS社長「まったく不十分」激辛落第評価の真意!

日刊大衆

小川彩佳『news23』TBS社長「まったく不十分」激辛落第評価の真意!

 今年の3月にテレビ朝日を退社して、6月3日より、TBSの看板報道番組『news23』のMCとして新たなスタートを切った小川彩佳(34)。

 小川は視聴率が低迷していた同番組のリニューアルに伴って、MCに起用された。しかし、6月以降の視聴率は2~4%前後と、前任の雨宮塔子(48)時代と変わらず、低い水準を推移している。9月25日の定例会見では、TBSの佐々木卓社長(60)が『news23』の視聴率について言及。

「ニュース番組がひしめいている中で番組を見てもらう水準というものがある」と前置きし、「(他局に)後れをとってしまっているという点から、多くの人にいい番組を見てもらいたいという思いからしたら、見ていただく水準として“まったく不十分”です」と述べた。

「佐々木社長から“まったく不十分”と言われて、さぞ小川さんもショックかと思います。しかしこれは、現在の『news23』は数字が厳しい、期待外れという趣旨の発言で、“不十分”というのは小川さんに対してではなく、番組スタッフに対するものだとTBS局内ではささやかれているんです。TBS報道局には、“安易に数字を追うよりニュース番組本来の姿を追及する姿勢”というのが根強く残っているといいます。

 他局の報道番組では分かりやすいテロップや演出、スタジオトークなどを交えて、短く分かりやすくニュースを取り上げるなどの工夫をしているのに対して、TBS報道局では、あくまで事実をしっかりと伝える硬派な報道番組作りを続けています。伝えるべきことを伝える。それで視聴率はついてくるというのが、『news23』を制作するTBS報道局の担当の考えのようですが……」(キー局関係者)

『news23』は、1989年10月にジャーナリストの筑紫哲也氏をMCに迎え、『筑紫哲也 NEWS23』としてスタート。放送開始当初から硬派な番組作りで、ファンを獲得していた。

「08年に筑紫さんは亡くなられましたが、“筑紫さんのやり方をずっと守りたい”といった考えもあるのかもしれませんね。

 また、『news23』だけでなく、ホラン千秋(31)がキャスターを務める夕方の報道番組『Nスタ』(TBS系)も、番組冒頭のニュース部分は報道局が制作を担当しています。ここでも他局と比べて著しく視聴率を落とすといいます。その後のコーナーは情報制作局制作になり、いくらか数字を戻すのですが……。

 佐々木社長の“見ていただく水準としてまったく不十分”発言は、小川さんに苦言を呈したのではなく、報道局の一部の姿勢を遠回しに批判し、むしろ小川さんを救うためのものだったともっぱらですね」(前出のキー局関係者)

 事実、佐々木社長は会見で小川について「ジャーナリストとしてもしっかりしている」「ニュース番組を引っ張っていくのに相応しい方」と評価している。小川にはジャーナリストとしてだけでなく、『news23』の番組改革にも取り組んで、「報道のTBS」の復活に一役買ってほしい!

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