2020年に創業100周年を迎えるキーコーヒーから新シリーズのレギュラーコーヒー『SINCE1920 BLEND No.100』登場! (2/3ページ)

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これはもう、テンションが上がる。とにかく飲んでみたくてたまらなくなる。湯を沸かし、ドリップの準備だ。まずは缶の『SINCE1920 BLEND No.100』(粉:200g/袋・参考店頭価格 税込808円・2019年9月1日発売)を開けてみる。ふわりとやってくる香りは、決して苦みが強すぎない(焙煎しすぎていない)高品質なコーヒー豆の香り。中挽き程度だろうか、しっかりと大きさの整った粉末になっていて、ドリップもしやすそうだ。

ペーパーフィルターをドリッパーに注いで、1杯抽出してみよう。まずは蒸らし工程でさらに香りが立ってくるのを感じる。たまらない。

20秒ほど蒸らしたら断続的に湯を注いで、一杯のコーヒーを抽出する。コーヒーの色は艶のある黒褐色。ではひと口。ふんわりとしたコーヒーアロマはまさに職人技だ。苦みを立てずに酸味を悪目立ちさせない焙煎とブレンドの技術がすごい。サードウェーブ以降の近年は浅煎りがブームで、ともすると豆の実力を引き出せていないものも多いが、これは絶妙な浅煎りで見事にコーヒーの旨味を引き出している。

そしてシルキーに広がるのはコーヒー豆が本来持っている果実としての甘み。
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