土の中から赤ちゃんの声が…壺からでてきた生後3日の女児、背景に根深い問題で物議 (2/3ページ)
このニュースが世界に広がると、ネットでは「赤ちゃんが生きているうちに見つかってよかった」「必ず赤ちゃんの生みの親を見つけ出して処罰して欲しい」「早産児が特別な処置を受けずに生きていたなんて奇跡だわ」「相変わらずインドには人権を無視するようなひどい事件が多いな」「赤ちゃんの両親は地獄に堕ちろ」「夫婦にはぜひ赤ちゃんを養女にして欲しい。死産で子を失った親が墓の中から子を授かるなんて、まるでおとぎ話じゃないか」「生き埋めなんて、ある意味殺人よりむごい」といった声が挙がっていた。
インドには女児を望まない親たちがいると疑われている例が他にもある。
インド北部・ウッタラカンド州内の132の村で、過去3か月間に合計216人の赤ちゃんが生まれたが、生まれたのは全て男の子で女の子は1人もいなかったと、海外ニュースサイト『Newsweek』が7月26日に報じた。当局は、この地域で偏った男女の出生率が生じた原因の調査に乗り出したという。
同記事によると、インドでは1994年に出生前胎児性別診断を法律で禁じ、男女を産み分ける目的の中絶を禁止しているが、女子胎児の中絶が蔓延しているという。
インドの人口における男女比の不均衡を示すデータもある。同記事によると、前回2011年に実施されたインドの国勢調査の結果、インド全体で6歳以下の子どもの男女比は、男児1000人に対し女児914人だったという。別の調査では、北部の州の中には男児1000人に対し女児850人の地域もあるそうだ。インド政府は2018年、約6300万人の女性がインドの人口から消えているとして、「娘より息子が望まれるインド社会全体の問題」を指摘した報告書をまとめたという。
女子というだけで忌み嫌われ排除される社会全体の問題は深刻だ。