土の中から赤ちゃんの声が…壺からでてきた生後3日の女児、背景に根深い問題で物議 (1/3ページ)

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土の中から赤ちゃんの声が…壺からでてきた生後3日の女児、背景に根深い問題で物議

 地面を掘ったら土の中から金銀財宝や土器などが出てきたという話は容易に想像できるが、海外では土の中から信じられないものが出てきたようだ。

 海外ニュースサイト『The Sun』は10月14日、地中に埋められた壺の中から生きた赤ちゃんが出てきたと報じた。

 同記事によると、インド北部のウッタル・プラデーシュ州に住む妻は、地元の病院で女の子を出産したが死産だったという。

 死産児を埋葬するため火葬場に行った妻と夫は、墓堀人が穴を掘るのをそばで見ていたそうだ。すると、深さ約90cmの土の中から陶器の壺が出現し、同時に赤ちゃんの泣き声が聞こえてきたという。夫婦は一瞬、死産した赤ちゃんが蘇ったのかと思ったそうだが、泣き声が壺の中から聞こえてくるので壺を開けて みると、中からおくるみに包まれた女の赤ちゃんが出てきたという。

 夫婦は救急車と警察に連絡。地元の病院に搬送された時、赤ちゃんは体重が1.1kg、早産児で生後3日目だったとみられるそうだ。医師は「早産児の赤ちゃんは酸素が少量でも生存する可能性が高い。おそらく柔らかい地面にできた微小さな空孔を通じて壺の中に微量の酸素が供給され、赤ちゃんが生存できたのではないか」と話しているそうだ。低体温症と肺感染症を起こしていた赤ちゃんは病院で治療を受けているという。

 警察は、女児を望まない両親によって赤ちゃんが生き埋めにされたとみて、赤ちゃんの両親を探しているという。なお、赤ちゃんを発見した夫婦は、赤ちゃんを養女に迎えたいと考えているそうだ。

 同記事によると、インドでは、息子を望む親によって娘が殺害されることは珍しくないという。親が息子を望む理由としては、伝統的な男尊女卑の考え方によるもの、親の老後の面倒を見てくれることなど挙げられるそうだ。一方、娘を望まない理由は、インドの伝統的慣習から娘が嫁ぐ際に多額の持参金が必要とされるなど、金銭的負担が大きいことが挙げられるという。

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