旅に出たくなる! 学生必見、青春ロードムービー (3/4ページ)
『イントゥ・ザ・ワイルド』(2007年)
荒野で若者は何を見つけたのか?
本作はジョン・クラカワーの『荒野へ』を原作とする映画です。『荒野へ』は、若者が放浪の末に遺体となってアラスカで発見されたという1992年の事件、その顛末(てんまつ)を描いています。本映画では、裕福な家庭で育ったクリスがアラスカに真理を探して旅をし、孤独の中で彼が得たものは何だったのかを伝えようとしています。
厳寒のアラスカ、その茫漠たる荒野の中を一人歩んでいく若者の姿は見る者の心を打ちます。このような過酷な旅は誰もができるわけではありませんが、一人旅に出掛けたいという気持ちをかき立ててくれる作品です。
『奇跡の2000マイル』(2014年)すご過ぎる自分探しの旅
1977年に4頭のラクダと1匹のイヌを連れ、オーストラリアの砂漠約2,700kmを横断したロビン・デヴィッドソンという女性の実話を映画化した作品です。ロビンは6ドルしかないのにアリススプリングに移住、仕事を探して旅の準備を始めるのです。2年間働いた後、彼女は西の海を目指して出発します。
ロビンの旅は、街で暮らすことに疎外感を感じたことが動機の、いわば「自分探しの旅」ですが、ここまでスケールが大きいとスゴイというしかありませんね。砂漠の美しい光景とその厳しい環境は観客を圧倒せずにはおきません。
見終わったら、ワンコと一緒に旅をしたくなるかもしれませんよ。さすがにラクダは無理ですからね。
地獄のような旅でも二人なら楽しい!?
クリスマス休暇でニューヨークからシカゴへ移動するだけなのに、それが艱難辛苦の旅になってしまうというコメディー映画です。ニューヨークでの会議が押しに押し、空港までのタクシーが他人に横取りされるのを皮切りに、飛行機は手違いでエコノミークラス、自分の席だけリクライニングできない、読書灯がついたまま消えない、飛行機は悪天候で違う空港に降りる……など旅の状況は悪化の一途をたどります。