決めゼリフは「薬飲んで、寝ろ。」 まさかの薬局ヒーロー、なぜ誕生?担当者に聞いた (1/2ページ)
いまSNSで話題のキャラクター。 オーガマンHPより
いまツイッターで話題になっている「オーガマン」、読者はご存知だろうか。
大賀薬局(本社・福岡市)が生み出したキャラクターで、福岡県で活躍している正義のヒーローだ。
細かい部分まで作り込まれたヒーローの設定やデザインと、「薬飲んで、寝ろ。」というシンプルすぎるキャッチコピーのギャップが、SNSで大受けしているらしい。
オーガマンは、一体どういう目的で生まれたのか。Jタウンネット編集部が、大賀薬局を取材した。
「お薬、ちゃんとのんだ?」残薬問題と戦うオーガマン(画像提供:大賀薬局)
Jタウンネット編集部の取材に応えてくれたのは、大賀薬局の担当者だった。
「日本の次世代を作る活動を考える上で、私たち大人が向き合うのは子供たちだと考えました。子供達は普段は親世代以上から教育を受けるものですが、次世代を作るためには子供達とも一緒に前に進む必要があります。そこで、子供達から大人達に発信ができるもの、『残薬問題(ちゃんとのんだ?)』をキャラクターを通じて行いたいと思い、オーガマンを生み出しました」
なんとオーガマンは、残薬問題と戦うヒーローだったのだ。
正確には、薬剤戦師オーガマンという。「お薬、全部飲まなくてもいいんじゃね?」と引き出しの奥にしまいこまれ、飲まずに廃棄されてしまう薬は、年間約500億円にものぼるという。この問題に立ち向かうのが、オーガマンなのだ。
超カッコいいオーガマン(画像提供:大賀薬局)
オーガマンのスペックについて、聞いてみた。