巨人軍「完全支配」…原辰徳が狙う「ゴジラ松井封じ」 (2/3ページ)

日刊大衆

原監督の任期は残り2年あまり。一刻も早く、阿部に帝王学を伝授しておきたいという考えなのでは」(元番記者)

 内部事情を知る前出の関係者は、別の見方をする。「そもそも原さんは、前監督の高橋由伸(44)をヘッドコーチに置き、自分の後にまた指揮を執らせるつもりでした。しかし、由伸はこれを辞退。しかも当分、現場に復帰する意思がないようで、代わりに、阿部に白羽の矢を立てたんでしょう」

 ただし、原監督は、阿部の指導者としての資質を高く評価していたようだ。「打撃や守備はもちろんだが、阿部には類まれなリーダーシップがある。その存在感とカリスマ性は由伸もかなわないほどだと、原監督は見ている」(番記者)

■原監督と松井秀喜の関係はよくない

 だが、原監督が描くビジョンは、後継者を育て上げることが終わりではない。「原さん究極の野望は、退任後に巨人の“全権GM”となること。チーム編成を掌握し、自身が育てた監督をコマにすることで、巨人軍が原さんの思いのままに動かせるようになるわけです」(前出の球界関係者)

 つまり、阿部への後継者指名は、野望の第一歩に過ぎないというのだ。もし、これが現実になれば、巨人軍における原監督の存在感は、かつてないほど膨れ上がるだろう。「ミスターをも超える影響力を持つのは確実。令和の巨人は原中心に回ることになる」(巨人軍関係者)

 しかし、そんな原監督の青写真に唯一の不安要素があるという。それは松井秀喜氏(45)の存在だ。「ミスターやナベツネさん(渡邉恒雄・読売新聞グループ本社代表取締役主筆)をはじめ、読売グループ内には、今なお“松井監督待望論”が根強く残っている。

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