留学のメリットはコレ! 大学生が留学すべき理由5つ

学生の窓口

海外はすっかり身近になり、大学生のみなさんのまわりでも留学した人、あるいは現在している人がチラホラいるかもしれません。そんな姿を見て、「興味はあるけど、わざわざ高いお金をかけて海外へ勉強しに行くのは……」と、メリットが今ひとつわからない方もいることでしょう。今回は、そんな「留学のメリット」をご紹介します。「今の状況を変えたい」と模索している、または「行くことに何の特があるの?」と理由を求めている方は、ぜひご覧ください。

1)生活力が付く

留学は旅行と違い、「生活」が主体の毎日です。掃除をする、食材が切れたら買いに行く、光熱費を払う、ゴミをきちんと出す。そういった一人暮らしの生活を送りながら、さらに勉強するというハードな日々になります。実は料理が得意だったり、逆に掃除が超苦手だったりと、意外な自分の長所・短所にも気づくことでしょう。

また、オーストラリアなど一部の国を除いて学生ビザでは就労できません。働く資格がないのです。そのため、日本から用意したお金でやりくりするしかありません。限りある資金をどのように運用し生活するか。その能力が養われます。

2)世界の見方が変わる

「世界の見方が変わる」なんて言うと、少し大げさに聞こえるかもしれません。これは簡単に言うと、ニュースでチェックする地域が増えるということです。

日本の地元と留学先の現地。たいてい留学すると、天気予報でも何でも両方チェックするようになります。そして「今日はこんな事件が、今こんな問題が」と何となく思う。その延長線上に世界と日本の比較や疑問が生じ、世界をより広く深く考えられるようになるでしょう。

3)日本の事をあらためて考えるようになる

留学する前に多少調べておいた方が良い情報に、「日本のこと」が挙げられます。それは、まわりからものすごく質問されるからです。たとえば「日本の人口は?」から始まり、食べ物に関する質問などにまで多岐にわたります。「なぜ日本は道にゴミが落ちていないのか」「なぜ指定された時間通りに荷物が届くのか」「なぜ誰も居ない田舎道に自動販売機があるのか」など。日本と世界のギャップについて考えるキッカケにもなるでしょう。

4)価値観の多様さに気がつく


さまざまな価値観を持った人に出会ったり、異なる習慣の場所で時間を過ごしたりすることは、非常に貴重な体験です。緑茶に砂糖とミルクを入れて飲んでいたアメリカ人や、生まれて一度も肉を口にしたことのないピュアベジタリアンのインド人。あるいは、実家に20人兄妹がいるというアフリカ人など、これまで考えたこともなかった価値観の人に出会えます。また、外に洗濯物を干してはいけないパリや、外食が一般化し自宅にキッチンのない台北など、「そこでは常識、でも外からみたらびっくり」な経験がたくさん。「こういうこともある」という寛容性を育てるのに最適です。

5)人生の選択肢が増える

留学したからといって、必ずしも「人生に有利」とは言い切れません。しかし留学先が気に入ってしまい、そのまま現地に長期滞在したり、さらに専門的な勉強に進んだり。外国語の習得によってさらに見えてくる可能性が広がるなど、選択肢が増えることは人生を豊かにしてくれるはずです。そして「日本以外にも暮らせる場所がある」という気持ちの余裕は、今後、何度もあなたを窮地から救い出してくれるでしょう。

ここでご紹介した、留学のメリット5つ。少し「留学ってわりとおもしろそう」なんて思えてきたのではないでしょうか? 留学することで得た経験は、きっとあなたの生き方を「少し」変えるはずですよ。

執筆者:浦辺あずみ(ナレッジ・リンクス)

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