ジェネラル・ダイナミクスOTSがM4/M249後継の次世代分隊火器にブルパップ式のプロトタイプ『RM277』を投入 (3/4ページ)
Screenshot from GD-OTS Youtube video
GD-OTS社のパートナーである弾薬メーカー、True Velocity社が開発した.277TVCM弾。ポリマー製の胴体の薬莢は真鍮・軟鉄などの金属材料よりもはるかに軽量で、大口径化分の重量増を補って余りある。薬室の加熱によるコックオフ(異常撃発)にも強く、薬室とボルトフェイスの間の断熱による長寿命化も期待できるという。なお、底面のスチールインサートによって磁石を使って収集できるので、射撃訓練の際の回収・リサイクルも容易になるという。
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ブルパップ式はストック長の調整が難しく、特に近年のモジュラー化による異なった体格の兵士への適応というトレンドに照らせば難点となる。RM277は弾薬の大型化にともなって機関部も前後に長くなっており、ストックの前後長調整のメカニズムも見当たらないことから、ボディアーマーやプレートキャリアを装備した兵士は構えにくさを感じる者がいるかもしれない。弾倉交換時など、操作も煩雑になりがちである。
銃器単体の完成度を見た時に疑問は残るが、銃と弾薬を含むシステム全体のコンセプトはかなり先進的である。非常に大胆な試みといえるのではないだろうか。