胃腸薬や認知症治療薬…死のリスクも!?「飲んではいけない危険な薬」 (2/4ページ)

日刊大衆

そして、『断薬のススメ――薬の毒を卒業するたった一つの方法』(KKベストセラーズ)の著書もある「Tokyo DD Clinic」(東京都台東区)院長の内海聡氏は、骨粗鬆症薬について解説する。「アゴや歯が壊死するなどと指摘されている代表的な骨粗鬆症薬がボロナン、フォサマック、ベネットなどのビスホスホネート製剤です。そもそも、これらの薬、骨が強くならないというデータもあるくらいです」

■高血圧の処方薬にも危険性

 高血圧と診断されたときに処方される降圧剤にも危険性がある。

「高齢になれば血圧が高くなるのは当然なのに、なぜ上が140、下が80以上だと高血圧なのか。私は年齢+100で、70歳なら血圧は170あっていいと思います。製薬会社の利権のため、患者を作り出しているとしか思えません。しかも無理やり血圧を下げようとすると、がんや感染症のリスクが高まります。さらに血圧は低ければ低いほどボケます。血圧はポンプと一緒なので、高齢になるほど血は末梢に行きにくくなるからです」(前同)

 代表的な降圧剤、アジルバの重大な副作用としては過度の血圧低下、急性腎不全、ミカルディスは肝臓の重い症状、レザルタスは肝臓、腎臓、脳血管障害などがいわれる。

 内海氏は高脂血症治療薬の服用に関しても、こう疑問を呈する。

「コレステロールは今は220mg/dl以下が正常と言っていますが、実は、それ以下が一番危険性があります。コレステロール値が下がるほど、がんや感染症のリスクが高まるからです」

 その高脂血症治療薬の中でも、リピトールは「スタチン」と呼ばれるタイプの薬だ。このスタチン系製剤を使用した人は、生活指導だけ受けた人に比べて死亡率が18%、75歳以上だと34%も高くなり、それは心臓病のリスクが高まるためだという論文(調査対象約2800名という大規模なもの)が17年、米国の医学誌に出たこともある。

■糖尿病治療薬は?

 生活習慣病といえば、糖尿病も代表的な病気。こちらはどうか。

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