サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「ウラヌスチャームが本領発揮」 (2/2ページ)
体重が思いのほか減っていて、パドック(下見所)ではイレ込みがキツく、落ち着きを欠いていた姿を思えば、本来の状態でなかったことは明らかだ。それでも7着と大きく負けたわけではない。巻き返しを期待していいのでないか。
とにかく相手なりに堅実に走る馬。この中間は、とにかく順調で、1週前の追い切りは軽快かつリズミカル。休み明けを2度使われて大きく良化していることは確かだろう。
「前走から栗東に入って調整しているが、すっかり環境に慣れて雰囲気が実にいい。今のデキなら楽しみも増すというもの」
こう斎藤誠調教師は、仕上がり状態のよさを強調する。ならばチャンスはあっていい。
曾祖母オプティミスティックギャルは、アラバマSなど北米でGI6勝を記録した女傑で、近親、一族に活躍馬が多くいる良血。大きく狙ってみたい。