信州=お蕎麦が名物? …いやいや、長野県には多彩なジャンルのグルメが盛りだくさん☆
出典:食べログ
秋の夜長に夕食選びがすこぶる捗る「さすらいの旅人」氏が、今回から2回に分けて、長野県のグルメを特集化!
長野と言っても幅広いエリアのため、今回の特集では「南信エリア」をスポットを当ててご紹介しています♪
隣接する都道府県が最も多い(8つ)長野県、紅葉シーズンに合わせて観光がてら、グルメを堪能してみては?
①和牛一頭買い ふえ門
出典:食べログ
JR飯田線・飯田駅から徒歩8分ほどのところに位置する「和牛一頭買い ふえ門」は、その店名通り、南信州牛を一頭買いして上質なお肉を提供する焼肉店。
長野県南部(南信)に位置する飯田市は、人口1万人あたりの焼肉店舗数が なんと全国1位!
そんな激戦区でも客足の絶えないこちらのお店で、まず手始めに「チョレギサラダ」と「ふえ門センマイ刺し」を注文。
チョレギサラダは、サニーレタス・レタス・キュウリ・タマネギ・紫タマネギ・長ネギなど具沢山で、全て地元の農家で契約栽培しているため、とても新鮮。
ふえ門センマイ刺しは、南信州の信州プレミアム牛のセンマイのみを使用し、時間を掛けて丁寧に下処理しているので、臭みも全くなく、コリコリ食感が後を引く旨さ。
そして、焼肉界のトップバッターといえば、やはり「和牛タン(数量限定)」で、サッと焼いて塩で食べると、肉汁警報が発令されると同時に、極上の旨味が広がります。
出典:食べログ
出典:Youtube
また、ミディアムレアが柔らかくて美味しい「テンダーロイン(希少)」や、日によって提供部位が変わる「希少部位盛り(往訪時はザブトン・イチボ・サガリ・ササニク)」など、どのお肉も甲乙付けがたいですが、特におすすめなのは「スーパーホルモン(小腸)」の一品。
出典:Youtube
出典:Youtube
信州味噌のタレで軽く揉んだホルモンを焼き、途中でカットして、八丁味噌をベースにブレンドして寝かせた、オリジナルの特製つけダレで食べると、和牛の脂は驚くほど上品でクドくなく、上質な脂の甘さが口いっぱいに広がり、ただただ「旨い!」の一言。
最後にさっぱりとした「ふえ門盛岡冷麺」を食べれば、お肉祭りも有終の美を迎えます。
良い肉をできるだけ安く提供したい…そんなオーナーの心意気が存分に感じられる一頭買いを、ぜひその舌で味わってみてくださいね♪
出典:食べログ
◆和牛一頭買い ふえ門
・場所:長野県飯田市銀座3-1-1
・電話番号:050-5597-5288
・営業時間:17:30~23:00
※定休日:日曜(祝日前の日曜は営業)
☆このお店のより詳しいレビューを見たい方はコチラから☆
「さすらいの旅人」氏がおすすめする、長野県南進エリアの絶品グルメ☆
②上海楼
出典:食べログ
「ふえ門」同様、飯田駅が最寄りで、そこから10分前後のところにある「上海楼」は、1947年創業の地元民に愛されるラーメン屋さん。
「ご当地ラーメン」というほど有名ではないですが、「地ラーメン」として知られる「飯田ラーメン」は、こちらのお店が発祥の地。
平日でも行列ができるほどの人気で、そのお目当ては当然「中華そば」ですが、それ以外にも、餃子や野菜炒め、丼ものも提供しています。
出典:食べログ
並盛を注文したのですが、驚くのはその麺の量で、並で約200グラムあるため、普通のお店の大盛り以上!
エッジの効いた四角い中太ストレート麺は白っぽく、稲庭うどんのようなルックスで、持ち上げてみると麺がとても長くなっています。
喜多方ラーメンのような、ゲンコツ100%の豚骨スープは、透明感のある清湯スープで、豚骨の上品な旨味を感じ、白くて長い麺によく絡み相性も抜群☆
脂の少ないクラシックタイプの豚モモ肉のチャーシューは、適度な歯応えがあり、また、独特の胡椒の味を感じるスパイシーメンマは、優しくまとめられた丼の中で素敵なアクセントになっています。
全国ラーメン店でもあまり見かけることのない、摩訶不思議な麺は、こちらのお店で体験することができますので、ぜひお越しください♪
出典:食べログ
◆上海楼
・場所:長野県飯田市銀座3-1-1
・電話番号:0265-22-1369
・営業時間:ランチ/11:00~15:00
ディナー/17:00~21:00
※売り切れによる早仕舞いあり
※定休日:水曜
☆このお店のより詳しいレビューを見たい方はコチラから☆
「さすらいの旅人」氏がおすすめする、長野県南進エリアの絶品グルメ☆
③新京亭
出典:食べログ
こちらも飯田駅が最寄り駅で、駅から100m圏内とほどなく近い「新京亭」は、前述した「上海楼」から暖簾分けした、1967年創業のラーメン屋さん。
現在、2代目がスープを作り、3代目が製麺を担当するこちらのお店は、「上海楼」に勝るとも劣らない人気店。
メニュー名も同じく「中華そば」で、こちらも揚げ餃子や肉炒めなどの単品メニューのほか、チャーハン・カツ丼などのご飯物も充実しています。
出典:食べログ
注目の中華そばですが、飯田ラーメン独特のストレート麺は白っぽく、稲庭うどんのようなルックスの自家製面で、持ち上げてみると上海楼ほどは長くはありません。
普通のラーメンの麺=中華麺は、かんすいを使用していますが、重曹を使って製麺するのが飯田ラーメンの最大の特徴で、柔らかい麺に仕上げています。
スープは豚骨スープに煮干しを加えた、透明感のある醤油味の清湯スープで、自家製麺によく絡みます。
脂身の少ない豚モモ肉のチャーシューは、しっかりとした食感で、少し濃いめに味付けされた細めのメンマが、優しいラーメンの中で唯一アクセントになっていい感じ☆
全体的な量や味付けも、元祖の上海楼よりも軽めで優しく、元祖より比較的にライトな飯田ラーメンになっていますので、両店の味を食べ比べしてみてはいかがでしょうか?
出典:食べログ
◆新京亭
・場所:長野県飯田市中央通り4-14
・電話番号:0265-22-1756
・営業時間:10:30~20:00
※定休日:水曜
☆このお店のより詳しいレビューを見たい方はコチラから☆
「さすらいの旅人」氏がおすすめする、長野県南進エリアの絶品グルメ☆
④麺や花
出典:食べログ
最寄り駅は飯田駅の隣の切石駅ですが、駅から1km以上あるので、車での往訪が理想的な「麺や花」は、名古屋から移転した、東京油そばの名店の味を南信で提供している人気ラーメン店。
このお店の若き店長は、東京の油そばの有名店で修業を重ね、地元名古屋に出店した後、この南信エリアに移転したという経緯。
看板メニューとなるのは、「油そば」と「天津チャーハン」で、「さすらいの旅人」氏はもちろんその両方を注文。
この看板メニュー以外にも、単品料理が充実しており、ビールのつまみとして夜も楽しむことができます。
出典:食べログ
まずは油そばですが、しっかりとした太麺に、大きな豚バラチャーシュー・メンマ・白ネギ・ナルト・揚げネギがトッピングという構成。
基本的なお話ですが、油そばの食べ方は、最初に丼の底から、全てをよく混ぜ合わす作業は必須。
出典:Youtube
よく混ぜて食べてみると、太麺に名店仕込みの秘伝のタレが絡み、とても美味しい仕上がり♪
ニンニク・ショウガ風味のラードが麺をコーティングして、タレと麺を上手に結び付けており、ラー油がアクセントとなったバランスの良い油そば。
一方、チャーハンは、パラパラタイプとシットリタイプがありますが、こちらはややパラパラ寄り。
その上に、ケチャップ味でも甘酢味でもない、蕎麦ツユのような和風の餡が掛かっていて、黒胡椒がアクセント。
強めの和風餡と、フワフワの卵、そして餡を掛けることを想定して作られた、少し薄味のチャーハンが三位一体となり、とても美味しい☆
出典:Youtube
店主の情熱がビンビンに伝わる、一級品の油そばとチャーハンをぜひお試しあれ!
出典:食べログ
◆麺や花
・場所:長野県飯田市育良町3-2-1
・電話番号:070-1617-0328
・営業時間:ランチ/11:00~15:00
ディナー/17:30~24:00
※定休日:なし
☆このお店のより詳しいレビューを見たい方はコチラから☆
南信のグルメ特集、意外と知らない料理もあったのでは?
「さすらいの旅人」氏が、自信を持ってお伝えするとっておきの南信情報を、次回もお送りしますので、乞うご期待!
◆「さすらいの旅人」SNS
・ツイッター
・食べログ
・フェイスブック
・インスタグラム
◆「さすらいの旅人」特集