猫、液体流動化失敗。スルリと柵が潜り抜けられなかったケーススタディ
猫は固体でもあり液体でもあるという説を流体力学によって証明した研究は、2017年にイグノーベル物理学賞を受賞しており、猫はあらゆる形状にフィットするし、頭が通るスペースがあればどこでも潜り抜けられる、はずだった。
だがやはり全てにおいて100%というのは無理がある。中には液体化に失敗してしまう個体も存在するようだ。
この猫は柵の間をスルリと潜り抜けたかった。脳内ではイメージできていたはずだ。頭だってしっかり入った。だがそこからが気まずかった。
They say cats are liquid
よっしゃ、頭は入った。ならばこの柵は通り抜けられるはずだ。
だが下半身部分がどうしても抜けない。
お尻をフルフルするも、やっぱり抜けることはできない。
だめだこりゃ。
猫はあきらめてまた元の位置にもどったようだ。
猫のスキルが低かったのか、はたまたお尻が大きく育ちすぎてしまったのか、焦ってパニックになってしまったため、本来は通れるはずなのに失敗したのか、その辺のところは猫に反省文を出してもらわないことにはわからない。
だが弘法も筆の誤りをするように、猫だって液状化の誤りだって生じる場合もある。そして仮に抜けることができなくたって、見ている人間を癒すのには十分なスキルは持っているのだ。
この動画に関する海外の反応は...
・猫は確かに液体かもしれない。だが臀部は個体である。
・上半身は液体だが下半身はその限りではないと。
・頭が入れば絶対通れるはず。あきらめるのが早すぎたな。
・床が滑るのも失敗の要因だったのかも?もしじゅうたんなら成功していた可能性が高い。
➡・たしかに床が滑りすぎて後ろ脚を踏ん張ることができない。だから上手に体をひねることができなかったのかも。
・「頭が入れば体も入る」は太った猫には通用しないの法則
➡・うちのデブ猫には通用しないな
・スキニージーンズをなんとか履いた後、脱げずに四苦八苦する人間みたい
・これは猫ではない。ターミネーターT2モデル、猫バージョンである