DNO  > エンタメ

 > 本好きのリビドー

 > 2ページ目

本好きのリビドー (2/3ページ)

週刊実話



『ラガーにゃん』(光文社/税込880円)はワールドカップの前に「1初級編」「2ワールドカップ編」の2冊が発売された。ユルいキャラクターの猫たちが登場する漫画版ラグビー入門書で、ニワカには分かりづらいルールを基本技術を交えて解説し、話題になっている。

 あの格闘技にも似た激しいスポーツを白猫・黒猫に分かれた2チームがプレー。小柄な猫たちとボールはほとんどサイズが一緒だから、よたよたとボールを運んだり、じゃれついたりと珍プレーの連続。そのたびに審判の笛が鳴り、「ノックオン」「ノットリリースザボール」「スローフォワード」「オフサイド」と、テレビ観戦で聞いた反則用語が飛び交う。正直なところ、テレビで見ているだけでは、ラグビーは何が起きたのか分かりづらい。「モール」「ラック」と呼ばれる密集に、巨大な体躯の男たちが入れ乱れているためだ。

 だが、この本を読めば、それだけでラグビーの見方が劇的に変わる。実は理に適った合理的なルールのもとで行われるスポーツということも理解できるだろう。

 解説を担当しているのは、元日本代表主将の廣瀬俊朗氏。

 ラグビーが人の心を熱くさせる競技であることを知ったという読者諸兄。これを機に、さらに一歩進んで“通”にならなければ、もったいないぞ。
(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表)

【話題の1冊】著者インタビュー 小島美羽
時が止まった部屋 遺品整理人がミニチュアで伝える孤独死のはなし
原書房 1,400円(本体価格)

★他人ごとでなく孤独死に危機感を持ってほしい

――遺品整理現場のミニチュアが話題になっていますね。そもそも、特殊清掃を始めたきっかけはなんだったのですか?
小島 17歳の時に父が突然亡くなり、失意の中、19〜20歳の頃に特殊清掃という仕事を知りました。調べてみると、遺品整理を頼んだ遺族が悪徳業者などに家を傷つけられたり、思い出の物を盗まれたりしていることを知り、許せませんでした。それならば、同じ家族を亡くした者が作業した方が、遺族の気持ちに寄り添えるのではないかと考えました。父の死に対し抱いていた後悔の念も、この思いを後押ししてくれました。
「本好きのリビドー」のページです。デイリーニュースオンラインは、エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る