小さなあの子は生きていた!絶滅したと考えられていたマメジカが30年ぶりに姿を現す(ベトナム) (2/3ページ)
「長いこと、この種は我々の想像の中にしか存在しないかのようだった」と『Nature Ecology & Evolution』(11月11日付)に掲載された研究は、それがどれほど希少な動物なのか説明している。

SIE/GWC/Leibniz-IZW/NCNP
・何匹いたかは不明だが今そこにいるベトナム・マメジカ
最初の調査では仕掛けた3台のカメラすべてにベトナム・マメジカが映っていた。そこでカメラを増やしてより本格的な調査に着手。すると29台中15台にその姿が200回以上も映り込んでいたとのこと。
はたして全部で何匹が映っていたのかまでは確認されておらず、同じ個体が繰り返しカメラの前に姿を現していたという可能性もあるそうだ。
マメジカを発見した研究グループは、政府や環境保全団体にさらなる調査を進め、生息地の保全や彼らの生存を脅かす潜在的な脅威を特定するよう強くうながしている。
「まだそこにいるという発見は、再びマメジカを失わないようにする最初のステップです。今、マメジカを守る最善策を考案するために迅速に行動しています」と研究グループのリーダーである独ライプニッツ動物園・野生生物研究所(Leibniz Institute for Zoo and Wildlife Research)のアン・グエン氏は話す。