睡魔退治の救世主? 「目覚めいい」と話題のGABA飴を試してみた。
「今は集中しなくては」―そんな気持ちを打ち砕きにくる睡魔。困ったものです。
記者同様、多くの人が睡魔退治に悩んでいるようで、SNS上では眠気対策としてのお菓子がたびたび注目を集めています。
1日1回4粒ツイッター上で注目を集めたお菓子の共通点は機能性素材「GABA(ギャバ)」を配合していること。「GABA」は、睡眠の質を高める機能を持つとされます。
たとえば、江崎グリコの「メンタルバランスチョコレート GABAギャバ」は、よく見かける商品ですよね。 「GABA」商品への関心が高まっているのか、2019年9月にはロッテからGABA入りの「ガム」(マイニチケアガム)が登場、同じく9月には青い箱パッケージの「メンタルバランスチョコレートGABA フォースリープ まろやかミルク」も仲間に加わり、こちらもツイッター上で10月の頭に大きく注目されていました。
続けて話題となった、UHA味覚糖の「特濃ミルク8.2 紅茶」もその1つ。
10月下旬に同商品を紹介したツイートには、16万以上のいいね、4.8万のリツイートがつく(11月12日現在)など、大きな反響を呼びました。
広報に聞くと、「SNSの効果かどうかはわからないですが」と断ったうえで「店頭をみる限り、いつもより回転しているような感じは受けます」とコメント。
SNS上では、「昨夜食べたら眠れるし寝覚めよかった」「昨日3粒舐めて寝たのだが、夜勤まで目覚めずぐっすりできた」「食べた後に寝たら目覚めがめっちゃ良くなった」など、効果を報告するツイートがあがっています。
メーカーでは、仕事や勉強で一時的なストレスを感じることが多い人や、睡眠に関する一時的な悩みを感じている人におすすめしています。
裏面パッケージによると悩み別に食べるタイミングが違い、「仕事や勉強にストレスを感じることが多い」人も「睡眠に関する悩みを感じている」も「1日1回4粒を目安に1粒ずつ舐める」ことは共通ですが、睡眠悩み派は「就寝前に」という説明があります。
睡眠に悩みを抱える記者も、就寝前に実践してみました。
ミルクのまろやかさが美味しい味については、SNS上では、「少しクセがある」といった感想もあがっていましたが、個人的にはミルクのまろやかさが濃厚でおいしく、ややジャスミンティーのような華やかさを感じました。
ちなみに、記者の普段の眠気対策としては「コーヒーを飲む、耳たぶを押す、目薬(人工涙液)をさす、軽いストレッチを挟む」などしていますが、目が覚めるのは一瞬で、数分後にまた睡魔がやってきます。
今回飴を試した翌日は、目覚めはいつもと変わらず、午前中はなんとなく眠気がないような...といった具合。体質や体調の影響もあると思うので、1日でははっきりとした手ごたえはなかなか難しいかもしれません。
SNS上では「昼食後一発目の授業でも眠くならない」「全然眠い」「効果はわからないけど 美味しい」など、効果を感じたという声がある一方で、わからないとする声もやはりあります。
相性によるとは思いますが、効果があったとする声が目立つのも事実ですので、睡魔にお困りの人は試してみては。
内容量は93g、今回購入した商品には20粒入っていました。価格は税込257円(都内店舗・編集部調べ)
GABA入りの特濃シリーズキャンディはほかに、「あずきミルク」が出ています。違うフレーバーが好みの人は探してみてくださいね。