束縛は、彼の「愛の証」じゃなくてただの自己嫌悪かもしれません (2/2ページ)
そんなふうに自己評価をしている人が、いざ恋をしたときに、(この程度の自分が)大切な人との関係をずっと保っていられる気がしなくて、とにかく暴力的に自分のところに縛り付けておきたくなる激烈な衝動なんです。
■■束縛はエンドレスまあ別に、ただの自己嫌悪ならそれ以上の害はないかもしれません。それはそれで、「別にこれくらいの束縛ならいいや」と受け入れてくれる人もいるでしょうし。だけど、(やっぱり身をもって知ったからこそわかるけど)束縛には、終わりがありません。
束縛したおかげで、自己嫌悪が多少マシになるどころか、どんどん悪化していきます。そりゃそうですよね。
だって、恋人を束縛してるんですもん。
恋人を束縛する自分を「恋人想いで、自分ってめちゃ素敵じゃん☆ いい感じいい感じ」なんて思える人はいるはずがありません。恋人に対してはちゃっかり「好きだからだよ」なんて言いながらも、自分の心の中では自分の心の醜さのせいってわかってます。自分のせいで、相手の心だけじゃなくて、自由まで奪っている。そんな自分を、ますます嫌いになってしまうのは自然な流れで、結果、自己嫌悪が深まり「自分なんてダメだ」な気持ちがより強くなって束縛が悪化したり、イライラして恋人にすぐ怒るようになったりしてしまいます。そしてまた・・・・・・。Oh, endless!
**
束縛で愛を感じることはできても、やはり度を越えれば、だんだんとふたりの関係は健全じゃない方向に進んでいってしまうかもしれません。
束縛癖があるかもしれない人と付き合ったときには、束縛を悪化させないように、普段以上に、自分の行動に配慮をしてあげましょう(飲み会からは早く帰ったり、こまめに連絡してあげたり)。最初のうちにたくさん安心を積み上げてあげることが、束縛によく効く薬だと思います。
最後に、こういったわけなので、彼氏が自分を束縛してくれないからって「私のことなんとも思ってないのか」なんて考えるのはよしましょう。「好きなら束縛してくれるはず」というのは、束縛男(と私(笑))のただの「くちぐるま」ですよ! そして間違っても、あなたも束縛男(や私(爆笑))と同じ嘘のロジックで、大切な人を束縛してしまわないように。(遣水あかり/ライター)
(ハウコレ編集部)