「詰めが甘い人」の特徴
そこの貴女。
「詰めが甘い」
こんな言葉を言われたことはありませんか?
正直、ちょっと刺さりますよね。確かに、仕事だったらミスにもつながりかねません。
でも、そもそも詰めが甘いってどういうことなんでしょう。詰めの甘さは、克服できるものなんでしょうか。
今回は貴女のスキルアップのためにも、その原因と改善方法を探ってみましょう。
■由来は? 「詰めが甘い」とはどういう意味?
言い換えると「見通しが弱い」という意味です。
先々の計画をたてるのが下手で、最後で、ミスをしてしまうことです。
その由来は将棋にあります。
良い勝負をしていたのに「詰め(最終局面の戦い方)」を読み違えたせいで負けてしまうことからきています。
詰めが甘い人の特徴と心理
さて、まず詰めが甘い人の特徴と心理を考えましょう。どんな言動のことを「詰めが甘い」というのでしょう?
◇診断してみよう! 詰めが甘い人の特徴
詰めが甘い人の特徴を挙げてみました。いくつ当てはまるかチェックしてみると面白いかもしれません。
たくさん当てはまったなら「詰めが甘い」と周囲に思われている可能性ありです。
☆(1)うっかりミスが多い
大きなトラブルをおこすタイプではありません。
ちゃんと物事を進めようとできる人ですから。しかし誤字脱字や忘れ物など、ちょっとしたミスをすることがあるのですね。それも一度や二度ではないかもしれません。
いわば、うっかりミスをするタイプです。
☆(2)遅刻が多い
ルーズな人間というわけではありません。
むしろ間に合おうという意志はあるのです。なのに鍵の閉め忘れ、忘れ物、集合場所のミス、などによって集合時間に遅れてしまうことがあるわけです。
最後の最後で、遅刻認定されてしまうのです。
☆(3)ある程度のところで「大丈夫だろう」と考える
いいところまでは頑張れるわけです。
はじめの段階は手をぬくこともありません。集中力もバツグンです。
ただ、ある程度の(大抵は終わりが見えた)ところで、耳もとで悪魔がささやくように「大丈夫だろう」と考えてしまうのですね。最後のチェックがおろそかになるのです。謎のポジティブ思考です。
そして詰めが甘い結果になるというわけですね。
☆(4)ぼんやりしている
特に理由がなくとも、ケアレスミスが目立つ人もいます。
企画が得意な人や経営者タイプに多いかもしれません。このタイプは頭のなかで他のことを考えたりなど、ぼんやりしている人に多いです。
つい集中モードに入ると、現実的な細かいことが目に入らなくなるのですね。
☆(5)落ちつくのが苦手
詰めが甘いのは、結果を急ぐからでもあります。
時間をかけたほうが良いものになるのに、仕事の資料や、テストの答案を、せかせかと提出したくなるわけです。はやく次の段階に移りたくなってしまう。ゆっくり時間をかけるのが苦手なのですね。
腰を落ちつけて、目の前のことに集中する。詰めが甘い人は、それが苦手なのです。
◇詰めが甘い人の心理
詰めが甘い人の心理は大きく2つに分けられます。
☆(1)これで大丈夫だろうという願望が先走ってしまう
これは自信過剰や、謎のポジティブさ、あるいは仕事をするのがめんどくさい、といった心理が原因です。性格の問題といえるでしょう。
つい最後まで突きつめずに完成したと考えてしまうわけですね。
☆(2)そもそも細部に目がいかない性質である
これは考え方に原因があるというわけではありません。
そもそも、そういう脳のタイプであるというイメージです。そのぶん、アイデアを出したり、想像力を活かすのが上手といった傾向があります。
適材適所という言葉もあります。もし緻密な作業が苦手であれば、その代わりに、自分が得意なことを探してみるのもいいかもしれませんね。
■詰めの甘さを克服・改善する方法
では、その詰めの甘さは、どうやって克服すべきなのでしょう?
改善できるなら改善したいですよね。ここでは、その方法に迫ります。ぜひ、これからの生活に生かしてみてください。
◇詰めが甘いと人をイライラさせる?
詰めが甘いことで、他人にストレスを与えることはありえるかもしれません。
例えば、旅行先で忘れ物をして引きかえすことになった、企画書に誤字脱字があって再提出になった、という感じです。
詰めが甘いことでトラブルにまわりを巻きこむことがあるのです。それがイライラさせることになってしまうわけですね。
まわりへの感謝やフォローを忘れないようにしましょう。
◇詰めの甘さを克服・改善する方法
周囲をイライラさせないためにも、詰めの甘さは克服しておきたいところですね。
おすすめの方法を紹介します。
☆(1)あと少しだけ時間をかける
こう心がけるようにしましょう。
詰めが甘い人は、最後の段階でミスが生まれがちです。最後に気を抜くから「詰めが甘い」と言われてしまうのですね。逆にいえば、それまでは文句なしなわけです。
だからこそ「完成した。もう提出だ」と考えたタイミングこそが気を引き締めるときだといえます。
あと少しだけ、見直す時間を作るのです。もう少しだけガマンしましょう。これだけでグッと詰めの甘さが改善されることでしょう。
☆(2)やることリストを作る
どこかで聞いたことがあるかもしれません。しかし、この工夫は鉄板です。
詰めが甘い人は「やることが複数ある状態」に弱いものです。頭がこんがらがって、つい細部がおろそかになってしまうのですね。
だからこそ、やることリストを作成しましょう。全体像を把握するのです。何をするべきで、どんな優先順位かを。
ポストイットなどに書きだして、その都度、机や壁に貼ったり捨てたりをするのもオススメですよ。
☆(3)チェックする時間を作る
そもそも「自分は詰めが甘い人間だ」と受け入れるところからスタートです。その上で、チェックする時間を設けるようにしましょう。
例えば「今回はどこの詰めが甘いだろう?」と考えるわけです。もはや、どこかでケアレスミスをしている前提です。そう考えることでミスを発見できます。発想の転換ですよね。
第三者にチェックを頼むこともできるでしょう。緻密な作業が得意なパートナーを見つけるのも有効です。もちろん、貴女には、貴女の得意分野があるはずです。それを通してギブアンドテイクの関係を作るわけですね。
☆(4)そういうキャラクターだと認識してもらう
これも大事なことです。
やはり、いきなり性格を変えるのは少々難しいものです。
だからこそ「そういうキャラクターだと認識してもらう」のも重要になるののです。ミスをしても笑って許してもらえるような人に囲まれたら最高ですよね。
もちろん、そこに甘えすぎてもいけません。しかし「詰めの甘さ」を深刻にとらえすぎる必要もないわけです。それは愛すべきキャラクターだともいえるのではありませんか?
詰めが甘い性格は克服できる!
さて、さて。
今回は「詰めが甘い人」に向けての記事でした。
ここで大事なのは「この世に百点の人なんていない」ということだと思います。例えば貴女が「詰めが甘い人」であるように、貴女のまわりの人も弱点を持っているのですから。
だから貴女のまわりの人が、貴女をフォローしてくれるように、貴女も誰かの力になってあげてください。そうやって助け合って世の中はまわるものだと思います。
改善する努力と、受け入れる努力を同時にできたらいいですね。
貴女の人生がより良いものになることを祈っています。
(浅田悠介@令和の魔法使い)
※画像はイメージです