41歳・郵便配達員が東京大学へ! 仕事と学生の両立をやり抜いた東大OBの実話 (3/3ページ)

新刊JP

ただ、家族とのやりとりはほとんど触れられておらず、唯一、4年間の間に一度だけ家族4人で遊んだことがあるというだけ。旅行帰りの妻子を迎えにいったその帰り道、夕立の中でちょっとした競争をした。そのエピソードの中に出てくる「何年も、遊んでやってなかったなあ」という小川さんの言葉は、家族に対するさまざまな想いが詰まっているように見える。

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本書には実際の学生生活をメインに、受験までの経緯や卒業後についても触れられている。

働き方が大きく変わり、余暇の時間が増える中で、いかにしてスキルアップしようか考えている人は少なくない。その選択肢の一つとして、社会人大学生という可能性はおおいにありえる。若者たちがたくさんいる空間で、学問をやりなおし、自分の凝り固まった頭をほぐし直すのだ。

学問をするよりも稼いだ方がいいと思う人もいる。しかし、人生を豊かにするのはお金だけではない。そこで得た知識、知性、そして人間関係は宝物になる。
人間にとって大切なものは何か。そんなことを考えさせてくれる一冊だ。

(新刊JP編集部)

*1、社会人の学び直しに関する現状等について(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/065/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2015/04/13/1356047_3_2.pdf

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