“食欲の秋”に注意!食による「老化」を防ぐ調理と調味料選びのコツ (2/2ページ)

アサジョ

AGEの1日の摂取値の目安は15,000exAGEとされているため、1週間で105,000exAGEを超えないように調整して好きな食事を楽しむのがオススメです。例えば、唐揚げや焼き肉を食べた次の日はAGEの低い料理を選べば、平均してAGEの蓄積を抑えることができ、老化のスピードを抑える可能性があります」

 ステーキなど、高温で調理する肉料理のexAGEは高いですが、ちょっとした工夫で少なくすることができるそう。山岸さんは「レモン汁にはAGEの生成を抑制する働きがあり、お肉の重量の4分の1のレモン汁にお肉を1時間ほど浸して下処理をしておくことで、AGEを約40~60%減らすことができます。これは、レモンに含まれるクエン酸がたんぱく質と糖が結びつくのを抑え、AGEの発生を抑制してくれる働きがあるため。レモンを絞っても、市販のレモン汁を活用してもOKです。漬け込んだからといって酸っぱくなることはありませんので、安心して活用してくださいね」と話します。

 調理法や調味料を工夫してAGEを減らすことで、秋の味覚を堪能しながらも老化の抑制ができるそうです。体内を若々しい状態に保っていつまでも美味しい食事を楽しめるように、AGEの取り過ぎには注意したいですね。

(美容・健康ライター Nao Kiyota)

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