「#夢月メイク」を新ジャンルに。ヘアメイクアーティスト夢月さんの場合 (4/5ページ)
——自分ルール?
ノーズシャドウは自分で入れたいとか、涙袋の影を描きたいとか、下唇の影を消してほしいとか、アイラインはここまで下げたいとか……。
自分でメイクをするときに持っている細かいこだわりをヘアメイクさんには言えず反映できないままになってしまい、結局仕上がりが盛れてなくて落ち込む、ということが結構あるみたいなんですね。
——なるほど!
なので、私はできるだけ、本人の意見を聞きながらメイクするようにしています。専属でやらせてもらっている、アイドルグループ「ZOC」の戦慄かなのちゃんのヘアメイクは、もはや共同作業です。「こことこことここは私がやるから、こことここはかなのちゃんお願いします」みたいな。
——素敵な関係ですね。戦慄かなのちゃん、デビュー時からどんどんかわいくなっていってるなあと思っていました。
「見られる」と、女の子って本当にかわいくなるんだと思います。
https://twitter.com/_dreaMoon__/status/1170366843950792705?s=20
■メイクで人生変わった、どころじゃない
——書籍『今日の顔、なんかいいかも!“かわいくなる”をあきらめない夢月メイク』のタイトルにも“かわいくなる”という言葉が入っています。
担当編集さんと一緒にタイトルを決めるために、大事だと思うワードを列挙していったのですが、その中で残ったものですね。この本を読んだすべての方に、もっと自分のことを好きになってもらいたいなと思って、入れました。
アイドルのみなさんと接していて思うのですが、100人が見たら100人がかわいいと思う子であっても、どこかしらにコンプレックスがあるんですよ。自分のことを自分でかわいいと認めるのって、なかなか難しいんですよね。
だから、四六時中は厳しいけど、メイクした瞬間くらいは「いいかも!」と思えるお手伝いをしたい。