「露出狂(笑)。出したら、何かが起こる」 人気YouTuberねこあやの素顔と哲学。 (2/2ページ)
前述のように、何度もどん底から這い上がる経験をしてきたねこあやさんは「失う恐怖は何もない」という境地に達している。
自身の複雑で壮絶な生い立ちは、かつてはコンプレックスだったという。しかし、その生い立ちを「雑誌やブログで全国、全世界に発信した」ことで踏ん切りがつき、隠してきたコンプレックスを価値に変えることができたのだ。
どこまでもさらけ出す自分について「露出狂(笑)。出したら、何かが起こるじゃない?」と言うねこあやさん。その裏には、「ありのままの自分をさらけ出せない不自由さのほうがいやだ」という思いと、さらけ出した後に何かが起こる人生へのワクワク感があるという。
どん底を経験しているから、下がる恐怖はない。失敗上等、うまくいくまで絶対にやめない。こうした考え方を持つねこあやさんは無敵だ。
■YouTube成功の背景にあったのは「ビジネス的戦略」婚約者の事故死のあと、鬱で苦しんでいた時期にYouTuberへの転身をすすめたのは、盟友であるモデル・YouTuberのてんちむさんだった。
始める前は「ギャンブルだ」と言われることもあったが、本人は自信しかなかったと言う。事業計画を練り、自分の強みが最も活きる市場を分析した。てんちむさんからは、継続して必要な収益を稼ぐために必要な動画の配信数など、YouTuberとして必要な情報を教えてもらい、「最初は苦労しておこう」と編集を自ら行っていた。
3ヶ月でチャンネル登録者数は10万人を突破。しかし、動画制作には相当苦労したという。2ヶ月間は睡眠時間が1日2時間、栄養失調で倒れたこともあった。目標を達成した後は編集を外注して楽になったものの、今度は企画が浮かばなくなったため、作家をつけたという。
ねこあやさんの今の夢は「子どもを持つこと」。そして、その子どもへの責任を果たすために「お金」は必要だという。
自身が受けた虐待の原因は「お金」、そうねこあやさんは語る。お金がないから、親が狂い、やりたいことができず、ばかにされる。仮に結婚相手がいなくなったり、暴力をふるうような人であっても、自分で稼ぐ手段があれば生きていけるし、その人から離れられる。自分の幸せの責任は自分にしか取らせないと宣言するねこあやさんにとって「お金」は必要以上なものなのだ。
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他にもてんちむさんとのグラビアや、戦慄かなのさんとのスペシャル対談や話題の美脚トレーニング法なども収録。
修羅の世界を歩いてきた経験や、YouTuberとしての成功秘話に圧倒される本書は、この世が生きづらいと思っている人たちにとって救いの一言を見つけられる一冊だ。
(新刊JP編集部)