山崎真美「35歳までには結婚すると決めていて」ズバリ本音で美女トーク
セクシーグラビアでオジサマたちを虜にしてきた山崎真美さん。最近は、フェロモン満載の写真集を出すだけでなくドラマや舞台で活躍中の彼女が、大人の女性ならではの恋愛観や仕事観を明かす!
――東京・浅草にある劇場『浅草九劇』で、12月11日(水)から山崎さんの主演舞台『悲しき天使』がスタートします。
山崎 グラビアとは違うイメージの、女性らしい私を観ることができる舞台になっているので、ぜひ観に来ていただきたいです。
――楽しみです。大阪市西成区にある、“日本最後の遊郭”飛田新地を舞台に、悲しい過去を抱えた一美が、真実の愛を求めて、力強く生きていくさまを描いています。
山崎 この舞台は何度か上演されていて、以前にもお話をいただいたことがあって『悲しき天使』の台本は、何度か読ませていただいていたんです。最初に読んだのが20代の頃だったんですが、遊郭が舞台で内容もハードだったので、ハードルが高く自分には表現しきれないなぁと、自信が持てなくてお断りしていたんです。
――なるほど。山崎さんは今年の9月で34歳になりましたが、30代に突入して心境の変化があったということでしょうか?
山崎 そうだと思います。今回、改めて台本を読ませていただき、自分が演じている姿を想像したときに、少し今までとは違う印象を持つことができたので、チャレンジさせていただこうと思ったんです。
――女優として一皮むけたということですね。一美はどういう女性なんでしょうか?
山崎 そうですね……遊郭という特殊な環境で生活していますけど、恋に悩む普通の女性だと思います。
――飛田新地が、どういうところか知っていましたか。
山崎 知ってはいました。でも、女性一人で行ける場所ではないのでネットで調べたり、実際に行ったことのある方に話を聞いたりして、イメージを膨らませてから舞台稽古に臨みました。
――勉強されたんですね。ここが見どころというシーンを教えてください。
山崎 最初と最後に女性キャスト全員で、着物を羽織って舞うシーンがあるんですが、過去の公演のDVDを見て、本当にキレイだったので、今回も華麗に見えるように稽古を頑張りたいと思っています。
――そのシーンに対する思い入れを、ツイッターでも明かしていましたね。胸の谷間が覗く、白いキャミソールの上から赤い着物を羽織った写真もアップされていましたけど、すごくセクシーでした。
山崎 アハハハ、ありがとうございます。
■デジタル写真集は“和”をテーマに
――セクシーといえば、ここ最近、デジタル写真集を相次いで発売していますが、発売中の最新デジタル写真集『愛すべきひと』(小学館)について教えてください。
山崎 ロケ地は長野県だったんですけど、10代から今まで、あまり“和”をテーマに撮っていただいたことがなかったので、この作品で挑戦してみました。最近は、グラビアでは“(衣装やポーズなどで)今までやってないこと、もしくは、あまりやってきてないこと”を探すのが難しくなってきました(笑)。
――出尽くした感があるんですね(笑)。
山崎 そうなんですよ~。衣装もちゃんと着ているか、何も着ていないかのどっちかだったので(笑)。私は撮影のときに、態度にあまり恥ずかしさが出ないみたいで、そういう面を出せるようになるのが、ずっと自分の課題かなと思っていて。
――セクシーなカットはどれでしょう。
山崎 宿のお布団を敷いて、浴衣からどんどん肌が見えてくるカットが、自分的には湿度を感じる写真になったんじゃないかと思います。
――おおっ、たまらないです。今年も残すところあとわずかですが、ドラマでよくお見かけしました。4月にはドラマ『癒されたい男』(テレビ東京系)の第2話に出演されていましたね。
山崎 このドラマは主人公の中小企業の中年サラリーマンが、日々のストレスを解消するために、コンビニや街で出会った美女をターゲットに、妄想を膨らませるんです。
――ということは、山崎さんもドラマの中で妄想をされちゃうんですね。
山崎 ええ。私が演じるのは、35歳の人妻タクシードライバー“初乗りイク子”。車内で主人公が、イク子のスカートのファスナーが開いていてチラ見しているのに気づき、それをきっかけに、いろんな妄想を爆発させるんです。
――ちなみに、あんなふうに男に妄想されるのは、どんな気分ですか?
山崎 妄想だったらいいんじゃないですか。私の場合、グラビアをやっているせいか、ファンの方の中には妄想じゃなく、そこまで言うんだってくらいなことを私に直接言ってきますね。言いやすいのかな……。
――言われたときは、どう返しているんですか?
山崎 普通に笑いながら、冗談ぽく“ぶん殴りますよ”って言っちゃいます(笑)。
■男性にはまったく執着しない
――大人の対応ですね。こうやって面と向かってお話していると、サバサバした女性という印象を受けます。
山崎 自分でもそう思うんですけどね。あと、私ってホント、不幸な役が多いんですよね。なんで、こんなに不幸な役ばかりなの? と思って周りの人に聞いたら、“そういう面があるから、役が寄ってくるんじゃないの?”って言われて。
――思い当たるところはありますか?
山崎 それが、全然ないんですよね(笑)。
――ハハハ、でも、5月に放送されたWOWOWのドラマ『東京二十三区女』の中でも、幸せになれない女性を演じていました。
山崎 はい。私は交番勤務のイケメンのお巡りさんに一目ぼれしちゃって、どうにかしてお巡りさんと仲良くなりたくて、火事を起こしたり、自分の彼氏を刺したりして、事件を発生させて、お巡りさんを現場に呼ぶんです。最後は、好きすぎて、お巡りさんを刺しちゃうっていう男の人に執着する女性を演じました。
――素の山崎さんは、好きになった男性を独占したくならないんですか?
山崎 男の人には、まったく執着しないですね(笑)。このドラマのプロデューサーの方にも、同じようなことを言われたんですよね。“すごい恋愛体質の方なのかと思った”って。去年の2月に発売された写真集『re.』(光文社)を見て、オファーをしてくださったんですが。
――『re.』は生々しい色気がありました。恋愛体質の人をどう思いますか?
山崎 恋愛に夢中になったり、すぐ誰かを好きになれる女性が羨ましいですね。私は彼氏であっても、フラットにつきあっちゃうので(笑)。
――淡白なんですね。
山崎 だから、損している気分なんです。“欲”があるから、恋愛を楽しめるんだと思うんですけど、私にはそれがないから。
――なるほど。もっと盲目的に恋をしてみたい?
山崎 はい。でも、冷静に現実を見ちゃうタイプなんです。ウキウキする前に、“この人ともう一歩近づいて大丈夫かな”って、そこを先に考えちゃうのでなかなか男女の関係に進展しないです。若い頃のほうが、かわいげがあったかも(笑)。
――ドラマで演じる役とは、正反対ですね。
■電撃婚があるかも!?
山崎 はい。だから、役になりきるというより、自分だったら、こういう場合、どうするかというように考えて、役を自分に寄せていくようにしていますね。
――それはお芝居をしていく中で考えられたんですか。
山崎 そうですね。自分が知らない人になりきるのって、すごく難しいんです。それだったら、自分に寄せたほうが自分らしい演技ができると気づいたんですね。
――女優としてのスキルアップにつながる発見があったんですね。プライベートの質問もさせてください。ずばり、結婚願望は?
山崎 あります! 20代のときから、35歳までには結婚すると決めていて。
――あと、1年しかないじゃないですか。お話を聞いている限り、恋愛では石橋を叩いて渡るタイプだけに、ある程度、交際期間を経ないと、難しそうな気が……。
山崎 ちょっとあせっています(笑)。でも、私みたいなタイプに限って、出会って、“この人がイイ”と思ったら、すぐに結婚しちゃうんだと思います。
――電撃婚があるかもしれませんね。最後に、今後の目標を教えてください。
山崎 とにかく出続けることです。グラビアでもドラマでも、常に露出することが一番の目標で、それが一番難しいとも思うんです。
――常に自分の言葉で、自分の気持ちを率直に話してくれた山崎真美さん。ドラマでは不幸な女の役が多いものの、実際は芯の強いブレない女性なんだろうなぁと思いました。
やまさき・まみ 1985年9月20日、大阪府生まれ。T171‐B84W59H87。特技の新体操は、高校生のときに高知国体大阪代表として出場。2匹の猫を飼っている。2004年にミスコンテスト『ミスマガジン2004』で読者特別賞を受賞後、芸能界へ。グラビアアイドルとして週刊誌などの表紙やグラビアを席巻した。30代を目前にしてグラビア復活。今年だけでデジタル写真集4冊を発表。ドラマや舞台にも定期的に出演し、今春には4本の出演作が話題に。主演舞台『悲しき天使』が公開間近。