ツラくてダルい勉強をエンタメに変える中田敦彦流「独学術」 (3/3ページ)

新刊JP

つまり、通貨の仕組みは常に変化してきており、仮想通貨もその変化の一部だということが分かる。あまりにも当たり前の存在すぎて「お金とは何なのか」を考える機会は少ないが、中田流独学術は、その根源まで深掘りするきっかけを提示してくれるのだ。

●「受験英語」は意味がない。日常会話を学べば新鮮な気持ちで学べる

学生時代で覚えた英語が外国人に通用しない。そう、受験勉強の英語と日常会話で使う英語はまったく違うものだったりする。

中田さんは英語系YouTuberの動画を見て、そこで学んだことを自分の動画で紹介するという動画を毎日更新している。これは「近い将来、アメリカに行く」という夢を実現したいとの思惑が裏テーマになっているという。
となると、大事なのはアメリカで自分の言いたいことを伝えるための「日常会話」だ。「How are you?」には「I’m fine.」と返事すると教わったが、実は「How are you?」は「ウィーっす!」程度の意味の言葉。「I’m fine.」という決まった定型文を返すことが重要ではなく、「挨拶をする」という行為が大切だ。だから、返事も「How are you?」で良い。
英会話英語からコミュニケーションの本質を知る。「意味がない潤滑油としての日常会話を学ぶことは、けっこう新鮮な体験です」と中田さんは述べる。

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前述のように「教育系YouTuber」として活躍している中田さん。
主に20代から30代の若者たちに向けて、「新時代を生き抜くための教養」というこれからの必須アイテムを身につけようと啓蒙する。ただ、その教養は誰かが教えてくれるものではなく、自ら学ぶ姿勢を持たなければ何も身に付かない。だからこそ、「独学」が大切になるのではないだろうか。

勉強はまさにエンターテインメントであり、やればやるほど、知れば知るほど楽しくなる。学び直したいと考えているすべての人にとって参考になる一冊だ。

(新刊JP編集部)

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