新時代の日本酒蔵を目指して経営改革を実施。津南醸造が経営体制の変更とFARM8との業務提携を実施。〜世界的なニーズに対応する豪雪地方発のサステイナブルな酒造りへ (2/3ページ)
【 2020年9月期の活動方針 】
・科学を現場に取り入れた酒造りの実施
日本酒の味の深みは蒸留酒にはない様々な成分が含まれていることに起因しますが、成分を網羅的に把握するメタボローム分析を酒造りに対して行って報告した事例はほとんど存在していません。
日本酒の成分と味や品質の関係を綿密に調べて、その内容を現場に反映させることによって、従来対応できなかった新しいニーズに対応した酒造りやプロモーションが可能になると考えています。
他にも、生産現場から出てくる副産物の活用、IoT機器の導入による経済合理性の確保や高度な品質管理を効率的に実施していく予定であり、それらについて随時報告を実施していく予定です。
・SDGsに対応した酒蔵の運営
酒造りにおいて、原料であるお米が発酵その他のプロセスを経て最終的に日本酒が生産されますが、その際に副産物やエネルギーが排出されます。
それらを一種のバイオリファイナリ(生物による価値変換)と捉え、エネルギーの利用を効率化し、高付加価値プロダクトの日本酒と並行した生産を行うことで、環境に配慮してかつ収益に結び付く生産方法・体制を導入する予定です。
・海外展開を目指した現地子会社の設立
日本酒の販売を世界に対して展開していくことに対して、販路の拡大、研究開発の実施、資金調達のための拠点として、海外現地子会社の設立を検討しています。