西武・松坂、開幕カードの“怪物”対決で踏み台に? 吉田・清宮ら新世代のブレークは確実か (2/2ページ)

リアルライブ

松坂も技巧派として変化球で打ち損じを誘うピッチングに変わりましたが」(前出・同)

 清宮はまだ覚醒していないが、変化球には対応できている。剛速球に差し込まれることがあっても、コントロールミスで甘いコースにきたボールを一撃で仕留める技術は持っている。開幕カードで2人の「平成の怪物」が激突したら、清宮が松坂を踏み台にしてブレイクするなんてことになるかもしれない。

 「吉田は秋季キャンプから激しいトレーニングを積んでおり、2年目のブレイクが期待されています。松坂との投げ合いになったら、試合後半になっても衰えない吉田の速球と、対照的なピッチングスタイルになるでしょう。」(前出・ベテラン記者)

 今年はオリンピックの関係で例年よりも開幕戦が一週間ほど早い。年齢的理由で松坂が開幕に照準を合わせきれず、第2節に初登板がスライドされる可能性もある。千葉ロッテはお披露目を兼ねて、佐々木をいったん一軍登板させ、その後で二軍での体力作りに入るプランだという。「令和の怪物」が“時代の流れ”をまざまざと見せつけるのではないだろうか。

 いずれにせよ、松坂は新世代の怪物たちの踏み台にされてしまいそうだ。(スポーツライター・飯山満)

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