サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「大物感十分トリプルエースが穴」 (1/2ページ)

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サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「大物感十分トリプルエースが穴」

 GI朝日杯フューチュリティSが今週のメイン。中山から場所を阪神に替えて6年目。その中山では2000メートルで争われるホープフルSがGIに昇格したことで、こちらはこれまで以上に、GIのNHKマイルなどマイル路線に重きを置く顔ぶれがそろうようになった。

 今回、その最たる存在がサリオスだろう。新馬、GIIIサウジアラビアロイヤルCを連勝中だが、ともに芝のマイル戦で、実に強い勝ちっぷりだった。

 この馬が一本かぶりの人気とみる向きも多いが、前哨戦のデイリー杯2歳Sを快勝したレッドベルジュール、京王杯2歳Sをレコードで圧勝したタイセイビジョンの両陣営も強気の構えで、見応えある激しい競馬が展開されそうだ。また、伏兵視されている馬も少なくなく、どう転ぶか予断は許さない。

 そもそも阪神に移ってからのこれまでの5年間、馬単での万馬券は2回(馬連で1回)。馬券的には人気どおり簡単には決まっていない。

 さらにデータをひもとくと、馬単が導入された02年以降、これまでの17年間、馬単での万馬券は6回。この間、1番人気馬は4勝(2着1回)、2番人気馬は6勝(2着1回)。1、2番人気馬のワンツー決着は2回のみで、まずは中穴傾向のGI戦と言っていいだろう。

 ならば穴党としては、やや人気薄の伏兵を中心に据えて、そこから人気、有力どころへ流すというのが馬券の筋と言えようか。当方としても、そんな伏兵視されている馬に目をつけてみたい。

 狙ってみたいのは、トリプルエースだ。6月の阪神で早々と新馬勝ちした馬で、その際の勝ちっぷりの良さから大いに注目していた。漆黒(青鹿毛)のバランスの取れた好馬体からして大物感も十分である。

 2走目の小倉2歳Sは、3カ月ぶりの実戦で体重が12キロ増。やや余裕残しの状態だったため、落ち着きを欠いて出遅れ。なのに道中は、最後方に近い位置から追い上げて、直線は馬群を縫っての2着。6ハロン戦だったことを思うと、そう簡単にできる芸当ではなく、かなりの器だと、その時に確信を抱いた。

 続く前走のデイリー杯2歳Sは、さらに体重が8キロ増。

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