掘ったり抱いたり埋まったり。猫とコップの奇妙な関係
コップもともと飲み物を入れる容器という役目を果たすべくこの世に誕生したものだが、それは人間用に作られたものであり、猫はエキセントリックな方法でその容器と立ち向かっていくのである。
動物界きっての科学者である猫だもの、コップの構造を理解しようと様々な角度から触ってみたりもするし、埋葬を試みようとするものもいる。
ということでここでは猫とコップの奇妙が関係がわかる6つのGIF動画を見ていくことにしよう。
・コップの水を通した手の動きを観察する猫
まさしく猫科学者である。水の入った状態のコップの反対側に手を置きその動きを確認しているようだ。コップがレンズの役割を果たしているようだ、くらいは理解していることだろう。
・肉球を駆使して水を飲む猫
猫は直接容器に口をつけて水を飲むと思われがちだが、肉球を器用に使って手で水を飲む猫も存在する。これは適応進化といえるのかどうかはわからないが、賢そうなお上品キャッツに見えるので、飼い主に喜ばれるかもしれない。
・コップの埋葬を試みる猫
コップの中に入っている液体が飲みきれないので隠そうとしたのかもしれないし、ご馳走様の合図かもしれない。あるいは逆にヤバイ飲み物だから闇に葬ろうとしたのかもしれない。
うちの猫の場合は、餌を全部食べ切れない時に、餌の皿に対してこの仕草を良く行う。埋めたくせに(本当は埋まっていないが)そのことををすっかり忘れて、普通に残りの餌を食べているけど、そこもまたかわいいところだ。
・一滴残さず飲み干す猫
地球にやさしい猫の場合にはコップの底の水滴も漏らさず舐めつくしてくれるのだ。
・そこにグラスはあった。そこにグラスがない。
この猫も肉球で水を飲むタイプだ。グラスを置いておくと慣れた手つきで肉球を水に浸してそれを舐めるのだが、慣れすぎちゃってコップを移動させても動作だけは続けてしまったようでちょっと気まずい風。