日産が大博打に打って出る横浜F・マリノス売却 (1/2ページ)

週刊実話

日産が大博打に打って出る横浜F・マリノス売却

 Jリーグ優勝を果たし、優勝賞金3億円と理念強化配分金約15・5億円を手にした横浜F・マリノス。15年ぶりの美酒に狂喜乱舞するサポーターをよそに、水面下で進行しているのが日産自動車の「マリノス売却」という大博打だった! 15年ぶり4回目の優勝を花道に「日産が所有するマリノス株をマカオのカジノ会社に売却し、チーム名がヨコハマ・シティマリノスに変わる」――そんな情報が、師走で慌ただしさを増した兜町の証券マンの間で広まっているのだ。

 マリノス買収に動いているのは、マカオを中心にIR(カジノを含む統合型リゾート)施設を展開する「メルコリゾーツ&エンターテインメント」社。同社のCEOを務めるローレンス・ホー氏は、「マカオのカジノ王」スタンレー・ホー氏の息子で、アメリカの統合型リゾート運営会社「ラスベガス・サンズ」を射落とす勢いの気鋭の経営者。狙いは「横浜へのカジノ誘致」にある。

「メディアが報道している通り、横浜市のカジノ誘致は、市民の反発が強く、難航しています。旗振り役の林文子横浜市長は12月4日から市民説明会を開始しましたが、いぜんギャンブル依存症や治安悪化を懸念する声は根強い」(大手紙社会部記者)

 そこでアレルギー払拭の特効薬に期待したのが“マリノス人気”という構図なのだという。

「横浜でのIR招致ではサンズ社が先行していて、巻き返しを図るメルコ社は今年7月にマリノスとトップパートナー契約を締結。ユニホームの鎖骨部分に『MELCO』のロゴを貼り付け、スポンサー支援を開始しました。ゆくゆくはメーンスポンサーとなり、マリノスの選手を使って地元で無料イベントを開くなどの社会貢献を通じ、カジノ誘致の地元対策にしようと考えているのです」(同)

 メルコ社は昨年4月に大阪にオフィスを開設。当初は大阪でのカジノ誘致を目指したが、今年9月18日に「日本国内のIR参入の候補地を横浜市に絞った」と方向転換を発表。大阪府と市に「事業参加の中止」を通達していた。

「より多くの儲けが期待できる横浜に乗り換えたのです。横浜のほうが東京都心ばかりか羽田空港に近く、外国人の誘客にも便利です。このシナリオを書いたと噂されるのが、あの大物政治家です」

 そう声を潜めて話すのは、全国紙政治部記者。

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