クロちゃん「モンスターアイドル1時間SP」苦情の嵐覚悟の「ゲス三昧」!

日刊大衆

クロちゃん「モンスターアイドル1時間SP」苦情の嵐覚悟の「ゲス三昧」!

 12月18日夜10時から、人気バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の連載企画『モンスターアイドル』の1時間スペシャルが放送される。

 11月6日の放送よりスタートした『モンスターアイドル』は、アイドル好きの安田大サーカスクロちゃん(42)が、自らの独断と偏見でアイドルグループをプロデュースするという企画。

 11月13日の放送では、水着審査を行ったり、全員でプールで遊ぶ場面では「誰の近くの水を飲もうかな」と、候補者の女性たちを追いかけ、さらに「みんなが入っているプールの水は美味しい」という発言をし、スタジオからは悲鳴が上がった。

 また、11月20日の放送では、候補者のヒナタに対し、クロちゃんが「選んでもらうために自分で考えて行動しないと」と言うと、彼女はオーディションで選ばれるためにクロちゃんの頬にキスをしてしまうという展開に。

 そして12月4日放送の最新エピソードでは、一部シーンがカットされる異常事態が発生。

 この日の放送では、候補者のアイカがクロちゃんのスパイだと発覚し、他のメンバーたちから吊るし上げられてしまった。「裏でクロちゃんを嫌っている」と告げ口されたナオは、アイカにその理由を問いただす。

 しかし、その途中でクロちゃんが「みんなどうしたの? 何かあったの?」と、輪に加わり、自分がアイカをスパイに任命したことをあっさり暴露。「いや、アイカのこと責めるっておかしいから」と擁護。さらに、自分を正当化するかのようにアイカから自分が陰口を言われている報告を受け、「ショックだったけどね」「裏と表あるのちょっと怖いね」とメンバーたちを責めた。

 また、ナオが「私たちは、クロちゃんに恋愛感情を持っていないとダメなんですか?」と聞くと、クロちゃんは意地悪そうな笑みを浮かべ「別にそうは言ってないよ」「言ってないけど、嘘はダメじゃない? 嘘つくやつは入れたくないね」と責め立てた。

「その次のシーンからは『クロちゃんの行き過ぎた言動があったため一部シーンをカットしてお送りします』というテロップと不穏な音楽が流れ、なおも悪い顔で何か話し続けるクロちゃんと、号泣するメンバーたちが映し出されたんです。候補者の1人、ハナエは放送終了後にツイッターで、“私が沖縄で体験した地獄絵図は辛かったけど、テレビで客観的にも見てみたかったです”とコメントしていますが、相当凄まじいシーンがあったということでしょうね……」(お笑いプロ関係者)

■放送中にもクレーム電話が殺到……

 12月18日放送の1時間スペシャルでは、アイドルグループのメンバー4名やデビュー曲、グループ名などが決定するという。

 放送作家が話す。

「今回の1時間スペシャルでクロちゃんが、候補者の女性陣に対して、何を仕掛けるのか気になるところ。おそらく今まで以上にひどい内容になることが予想されますよね。クロちゃんが“好き”と公言し、本人もクロちゃんを“男としてなくはない”と語っていたカエデ(20)を露骨に贔屓し、他のメンバーを邪険に扱うことは想像ができます。しかし毎回、視聴者の想定をはるかに超えるゲスさを見せてきたクロちゃんですから、とんでもないことになるでしょう。グループ名も楽曲にもクロちゃんのアイデアが詰め込まれ、衣装もクロちゃんの意見が反映されているようなので、女性陣がドン引きするものになっていないか心配ですよね。

 実は、『モンスターアイドル』の初回放送を見たTBS上層部からは、“この企画はもう放送しないように”という声も上がったともいいます。さらに、“パワハラ、セクハラではないか”、“女性軽視、女性差別だ”といったクレームも多数寄せられているようなんです」

 12月4日、番組を演出するTBS局員の藤井健太郎氏もツイッターで「第2話以降一度もベストな状態でOAに至れておりません」と、過去の放送でもカットを強いられてきた事実を明かしている。

「作り手としては面白い部分をカットしたくはないという思いは当然ある。しかし、あまりにも殺到するクレームや上層部からの指示で、泣く泣くカットしている部分が多々あるんでしょうね。TBSに来るクレームの電話やメールは、視聴者センターに集約されるのですが、『モンスターアイドル』の放送中は、リアルタイムでクレームの電話がバンバンかかってくるそうです。そして、その内容が翌日以降、大量に現場に下りてくるそうですよ。

 セクハラ、パワハラととられるシーンを極力カットしたとても、今回は1時間スペシャルですからね。クロちゃんは何もしなくても、1時間映っているだけでクレームが来そうな気がします。12月18日の放送もリアルタイムでクレームが殺到することは必至。しかも、この企画は、視聴率もまったく取れないそうです。それでも『モンスターアイドル』を1時間スペシャルでやる、という決断したというのはTBSの気概を感じますし、現場は進退をかけた勝負に出ているのではないでしょうか。そして今回は、地上波バラエティの限界に挑む戦いのような気もします。ただ、『モンスターアイドル』放送の代償は大きなものになるかもしれませんね……」(前出の放送作家)

 番組予告ではクロちゃんがスタジオ収録で「ウソでしょ!」と怒りの表情を浮かべるシーンが流されている。TBSが猛クレーム覚悟で勝負に出るという『モンスターアイドル』1時間スペシャル。クロちゃんがどんなゲスさを炸裂させるのか。そして、どんな衝撃のラストが待っているのか。放送を待ちたい。

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