彼女のことが好きでも浮気したいと思う男子のホンネ (2/2ページ)
たとえば、中学高校のころ、女子にさっぱりモテなかった男子は、そういう過去じたいが未完成の物語なわけです。つまり、それが誇大妄想的な夢物語であったとしても、男たちは「モテるおれ」というタイトルの物語を持っています。かっこよくてスポーツ万能、受験勉強をしたら成績優秀・・・・・・このような、ホントにモテている男子を横目に見ながら、多くの男子は「モテるおれ」というタイトルのストーリーを、10代のうちに書こうとしてきました。でも、なかなか書けません。モテないから。
***
そういう男子であっても、書きかけの物語を携えつつ、誰か女子と出会って、なんとなく「いけそう」と思ったとします。そして実際に彼女が「うん」と言ってくれたので、晴れて彼女ができたとします。これが男子のストーリーの「第1章」の完結です。でも言うまでもなく、物語は第2章、第3章と続きます。そもそも1章だけで完結できるほどシンプルな物語を、人は生きていないからです。■■魅惑の第2章
だから男子たちは第2章を書きたいと思います。それが浮気の原動力になります。もちろん「理想の彼女をゲットして第1章は完結したから、第2章は理想の彼女に次々に乗るおれを書こう」と考えて、浮気をしない男子もいます。でも、浮気であれ彼女の乗り換えであれ、やっていることの本質はおなじです。「自分の中の未完成の物語を執筆中です」ということです。だから「乗るものがちがうだけで、浮気とおなじことをやっている」という、先に紹介した言い方が、男社会の中にずっとあるのです。
***
未完成の物語を抱えている男子は全員、彼女がいても浮気をする可能性を持っています。だから浮気をしてもいい・・・・・・とは、当然ならないものです。でも、女子だって想像してみるといいです。あなたが抱えている未完成の物語、完結させたくないですか?たとえば、母親とうまくいっていないという未完のストーリーを持っている女子は、その物語を完結させたくないですか?たぶんさせたいでしょう。完結させないと気持ち悪いから。つまり浮気をする男子のホンネって「気持ち悪さからの逃亡」にあるのです。(ひとみしょう/ライター)
(ハウコレ編集部)