堺雅人『半沢直樹2』出演者総替え!?あの超ストイック俳優も消える?

日刊大衆

堺雅人『半沢直樹2』出演者総替え!?あの超ストイック俳優も消える?

「やられたらやり返す、倍返しだ!!」のセリフで一世を風靡した、堺雅人(46)主演のドラマ『半沢直樹』(TBS系)の続編が、来年4月クールに放送される。

『半沢直樹』といえば、2013年7月クールで放送され、平均視聴率は28.7%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。最終回は平成のテレビドラマで最高となる42.2%、瞬間最高視聴率は46.7%を記録した、TBSを代表するドラマとなった。

 4月の本放送に先駆けて、来年1月3日には吉沢亮(25)が主演を務めるスペシャルドラマ『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』も放送される。

 7年ぶりの続編への期待は高まるばかりだが、気になる話も聞こえてきた。12月17日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)によると、堺の事務所サイドが「『半沢』の色を変えたい」と希望し、堺以外のキャストを「総入れ替えしたい」と、TBSに要求してきたという。

「ただ、すでに前作に出演していた上戸彩(34)や北大路欣也(76)などのスケジュールは押さえてしまっていたため、総入れ替えはできなかったと『週刊女性』は報じています。しかし、折衷案として前作のキャストの登場シーンを減らす、という方向で調整していると。続編がどのようなキャスト、内容になるのか楽しみではありますが、前作ファンとしては少し寂しいですよね。

 特に、半沢直樹の同僚である渡真利忍を演じた及川光博(50)と、近藤直弼を演じた滝藤賢一(43)と堺の絡みが見られないというのは、物足りなく感じてしまうかもしれません。及川は現在放送中の『グランメゾン東京』(TBS系)に出演するなど、以前から役者としても評価が高いですが、滝藤は『半沢直樹』でブレイクしたといっても過言ではない、“半沢俳優”ですしね」(制作会社関係者)

■役作りのため現場にいた人への聞き込みも

 滝藤は、1998年から2007年まで俳優の仲代達矢(87)が主宰する俳優養成所「無名塾」に在籍。2008年、映画『クライマーズ・ハイ』のオーディションに合格し、同作に出演したところ、その演技が注目を集めた。

 滝藤について、演劇関係者はこう話す。

「昨年4月にNHKの『あさイチ』に滝藤さんが出演した際、彼が『クライマーズ・ハイ』で使用していた台本が紹介されたのですが、余白には赤ペンでびっしりとメモが書き込まれていたんです。滝藤さんが役を演じる際には、その人物のことだけでなく周辺情報まで徹底的にリサーチをすることで知られています。『クライマーズ・ハイ』の原作本の細かい描写を演技に盛り込んだり、映画で描かれたJAL墜落事故の当時の写真や記事を集めたり、さらには実際に現場にいた人にも話を聞きに行ったりと、そのストイックさには感服しますよ」

 2014年9月には『情熱大陸』(TBS系)に出演。同番組の中でも、自分で調べた現場の状況やその場の心理的分析などを、元の台本と同じくらい大量にメモ書きし、その役を演じる際の呼吸のタイミングまでも決めるというエピソードを披露している。

「滝藤さんは下積み時代、仲代さんから“自分を磨きなさい。君は40歳からが勝負だ”と言われ、それを信じてストイックに演技に取り組んできたと話しています。そんな滝藤さんが『半沢直樹』に出演したのは2013年。37歳のときですから、仲代さんの言うように40歳手前で大ブレイクしたことになります。

『半沢』に出演した年には、オリコンの『2013年 ブレイク俳優ランキング』で見事8位。それ以降は、ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ系)などに出演。昨年には『探偵が早すぎる』(日本テレビ系)で主演を務めるなど、ドラマや映画に大活躍。『半沢』への再登場も期待してしまいますよね」(前出の演劇関係者)

 しっかりとした下積み、演技への取り組みで俳優仲間からも一目置かれる滝藤の演技。ぜひとも続編の『半沢直樹』で見たいところだが……。

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