歳末にパチンコ打つなら「P機」特に「PA」が吉【ギャンブルライター浜田正則コラム】

日刊大衆

(イラスト/玉三郎)
(イラスト/玉三郎)

 今年もいよいよあと数日になりました。そんな年内の立ち回りを指南いたします。現状、スロットは分が悪いのが明白。パチとスロの両党の方は、スロは見切ってパチンコ一本に照準を絞りましょう。

 そんな現在のパチンコで、狙い目なのは、満を持して『P機』です。ここにきてP機も、客が設定付きを拒絶していることに気付いたのか、1段階の単一抽選タイプが主軸で、設定付きのほうをバリエーションに持ってきました。軸が固まれば、これまでブレブレだったメーカーも、目安の方向に向かって台を作ればいいので、ボチボチよさげな台を輩出しはじめています。

 私の打ってみた感想だと、P機の中でも特に『PA』という甘デジ型のP機のデキが良いですね。この辺は好みの関係もあるでしょうけれど。いま私のお気に入りは、『PA元祖大工の源さん』。確変突入で大当り2回が得られる「V×2ループ」タイプで、大当たり確率が89分の1と軽いのが特徴。

 あと、注目台としては『ぱちんこ AKB48 ワン・ツー・スリー!! フェスティバル(ライトミドル)』はチェックです。前作『誇りの丘』で、ミドル機としてのバランスの悪さを露呈した『AKB48』。やっぱりこのシリーズは初代から「ライトミドルが適している」と感じます、私。

■パチスロは「ショバ台」認識が浸透してから回復

 一方、パチスロなのですが、当面は苦しい営業になりそうで、特に来年は一段と辛抱の年になりそうです。

 ホールの見解も「ジャグラーがなくなった時点でスロは終わる」と悲観的。これはノーマルタイプパチスロの人気機種『ジャグラーシリーズ』も、いずれは「新基準機(250~260枚程度の獲得)」に改悪されてしまうことを指しています。

 現状でもすでに客飛びが起こり始めているスロシマなのですけれど、この客減りは、ほとんどの地域で等価交換を撤廃した「交換率」に続いて、今年の10月から消費増税分をコイン貸し時に差し引く方法で回収する手段、「ショバ台」が取られるようになったことが多々影響しています。

 これを損と感じるお客は大多数です。

 ただし、この危機的状況は、もう手の施しようが無いものなのかというと、私はそうも思わず……。たとえば自販機のジュースなんかがいい例えになるかと思います。かつて「お茶」や「水」の缶ジュースを「ボッタクリだ」と感じていた時代を経て、今では最も売れ筋になったのと同様、世代が変われば、パチンコパチスロも、いずれ現状の条件が当たり前として浸透されるのではないかなと思いますんで、それまでの辛抱じゃないでしょうか。

 つーことでパチスロに関しては、何か月か経過して、一般客がスロシマに帰って来てからが勝負だといえます。

■打ち納め

 そういや、みなさんはどこで打ち納めといきますか?

 私はゲン担ぎとして「勝ち運を残してやめたくない」ので、毎年「勝ちが切れた所で打ち納め」にしています。っても、結局は取材目的で、12月31日まで打ち続けることにはなるのですが、プライベート内での打ち納めとしてはそんな感じです。よかったら参考にしてください。

 それではみなさん、良いお年を。

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