日本のクリスマスにかけられた「呪い」の正体 (3/5ページ)

マイナビウーマン

宿泊に加え、レストランでのディナー、夜中にはシャンパンをルームサービスで頼むという、まるで全員がセレブの台本に従って行動しているのか、と疑いたくなるほど同調行動をしていました。

なぜ、そんないかにも見てきたかのように断言できるのかって?

ええ、見ていたからですよ。

僕は当時、赤プリのルームサービスでバイトをしていましたので、まさに目撃者でしたし、各部屋にシャンパンやらフルーツを運んでいました。

とにかくイブの夜は大忙しです。夕方から朝方にかけて、ルームサービスの電話が途切れることはありません。おかげで、こちらは一睡もせず、ただひたすら食事やお酒を次々と運んでいたことを思い出します。

当然、満室の翌朝のチェックアウト時間帯は、支払いのための行列ができ、いろんな意味で地獄絵図のようでした。

◇ヒットクリスマスソングのほとんどが恋愛ソングだった

また、今でもクリスマスソングの定番のひとつといえば、山下達郎の「クリスマス・イブ」ですが、この曲がシングルとして発売されたのも実は1983年です。もともとは同じ年の夏に発売されたアルバム『Melodies』に収録されていたものです。

この曲を使用したJR東海のCMが放送されるのは、ずっと後の1988年。主演は当時まだ15歳だった深津絵里です。その後、1989年に第2弾として、もっとも有名な牧瀬里穂バージョンが公開されました。

クリスマスの夜、遠距離恋愛中の彼氏が帰ってくる。それを駅に迎えに行く彼女。彼氏を驚かそうと駅の柱に隠れて待ちます。彼氏がどんどん近づいてくる……そんなキュンとする内容のCMでした。そのバックにかかっていた曲がこの「クリスマス・イブ」でした。

なお、クリスマスソングの別の名曲としては、1984年のワム「ラストクリスマス」があります。この曲は、後にEXILEがカバーして有名になりました。

また、1994年の発売のマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」は、フジテレビ系連続ドラマ『29歳のクリスマス』の主題歌に起用され、ミリオンヒットとなりました。

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