NHK紅白「ガキの使い」に終わりそうな目玉なし全舞台裏 (2/3ページ)

週刊実話



「昨年の前半視聴率37.7%、後半41.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯別リアルタイム視聴率)超えを命じられているんです」(制作関係者)

 ここまで具体的に指示が出ている背景には、NHKの政治的事情がある。

「今年度中に悲願とするテレビ番組のインターネット常時同時配信を実現するためです。しかし、総務省から待ったが掛かり、結局、来年4月に持ち越しとなった。年間約7000億円に上る受信料収入をネット業務につぎ込めば、テレビ界で圧倒的な地位を確保できる。そのためにもNHKの番組は国民から視聴され、支持されているという証左が欲しい。紅白はまさにうってつけの番組なわけです」(前出・NHK関係者)

 ところが、今回の紅白は昨年の視聴率を大幅に下回る可能性が指摘されているのだ。前述した刺客となった元SMAP3人組の存在に加え、紅白全体を貫く目玉演出の中身がブレブレ。加えて、大河ドラマ『麒麟がくる』のPRなど、いまだにキャスティング調整で揉めているのだ。

「紅白は、新年から放送される大河ドラマのPRの場として定着していた。だが、重要役だった沢尻エリカが麻薬取締法違反で起訴され、代役に川口春奈が起用された。スタッフが頭を抱えているのは川口の扱いです。審査員、あるいは紅組の応援団…。どこで彼女を出せばいいのか、それとも起用しない方がいいのか…本当に紅白始まって以来の危機ですよ」(放送作家)

 こうした混乱を収めるべく期待されている司会陣の顔ぶれは、総合司会に3年連続となるウッチャンナンチャンの内村光良、紅組は4年ぶり3回目の綾瀬はるか、白組は2年連続で嵐の櫻井翔が務める。

「柱の一つとなるのがコント番組『LIFE!』とのコラボ企画です。ムロツヨシや塚地武雄など『LIFE!』メンバーが出演する。さらに、『NHKなんで』という決めゼリフでお馴染みの紅白スーパーバイザー、三津谷寛治に扮する内村が紅白を盛り上げます。今回はかなりアドリブ部分が多く与えられている」(前出・事情通)

 さらに、『LIFE!』と抱き合わせで朝の連続テレビ小説100作目『なつぞら』に出演した広瀬すず、草刈正雄、吉沢亮らが内村監修の元で寸劇コントを展開する案もあるが、難問が持ち上がった。
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