元ＳＭＡＰの木村拓哉（４７）が主演を務めるドラマ『グランメゾン東京』（ＴＢＳ系）。回を追うごとに評判を呼び、１２月１５日放送の第９話の平均視聴率は１４.７％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）を記録。１２月２9日の、３０分拡大版の最終回が大いに期待される。

　１２月１９日発売の『女性セブン』（小学館）では、同ドラマで“絶対味覚”を持つオーナーシェフを演じている鈴木京香（５１）のプライベートをとらえている。

　多忙なスケジュールの中、鈴木が足を運んだのは、東京・広尾にある隠れ家的なイタリアン「Ｈ」。記事によると、同店は日本のイタリアンの草分けで、シェフは昭和から平成にかけて日本のイタリアンをけん引した人物。シェフは２０１６年に亡くなったというが、鈴木は店のマダムや生前のシェフとも親しかったこともあり、現在でも時折、顔を出しているという。

「一人ひとりのお客さんにしっかりと向き合うことを大切にしている、ドラマで描かれるレストラン『グランメゾン東京』と『Ｈ』には共通点があり、鈴木さんにとっても勉強になるといいます。

　ドラマ『グランメゾン東京』は視聴率も含め、高評価で最終回を終えそうですが、鈴木さんには早くも次回作の話が舞い込んでいるようです。その作品というのが、来年４月にテレビ東京系で月曜２２時放送予定という連続ドラマ『らーめん才遊記』なんです」（制作会社関係者）

『らーめん才遊記』は、『ビッグコミックスペリオール』（小学館）で、２００９年から２０１４年まで連載されたラーメンを題材とした料理・グルメ漫画。

　ラーメン界のカリスマ的人物が、フード・コンサルティング会社を設立し、仲間とともにクライアントである飲食店の再建に取り組むというストーリーだ。

■『らーめん才遊記』は飯テロドラマに!?

「テレビ東京の月曜２２時は『ドラマＢｉｚ』枠。現在は中谷美紀（４３）主演の『ハル〜総合商社の女〜』が放送されています。また、過去には反町隆史（４６）主演の『リーガル・ハート〜いのちの再建弁護士〜』、玉木宏（３９）主演の『スパイラル〜町工場の奇跡〜』などが放送されていました。

　この枠は、“経済ドラマ枠”で、ビジネスや経済をテーマにしたドラマが放送される枠なんです。『らーめん才遊記』も、ラーメンが出てきますが、飲食店の再建がテーマと、ビジネス寄りの内容のため、この枠での放送が決まったのではないでしょうか」（前出の制作会社関係者）

　テレビ東京ではこれまで、松重豊（５６）主演の『孤独のグルメ』や、西島秀俊（４８）と内野聖陽（５１）主演の『きのう何食べた？』など、食をテーマにした超名作ドラマを放送してきた。

「『らーめん才遊記』には数々のラーメンが登場しますから、『孤独のグルメ』や『きのう何食べた？』と同じように、視聴者を釘づけにする“飯テロ”ドラマにもなるのではないでしょうか（笑）。『グランメゾン東京』ではフレンチのシェフ、プライベートではイタリアンの名店に通う鈴木さんが、“ラーメン女子”を演じるというのも興味深いですよね。

　長年交際していて、結婚も間近だとささやかれる俳優の長谷川博己さん（４２）は、日曜日放送のＮＨＫ大河ドラマ『麒麟がくる』の主役・明智光秀を演じ、そして翌日の月曜日には鈴木さんが『らーめん才遊記』でラーメン女子を演じることになるわけですから、２人がプライベートでどんな会話を交わすのかも気になりますよね」（前同）

『麒麟がくる』終了後には結婚するともささやかれている鈴木＆長谷川カップル。結婚前にラーメンを食べ過ぎないよう、くれぐれも気をつけてほしい！