１２月１０日、ツイッター社は「＃ＴｈｉｓＨａｐｐｅｎｅｄ　ｉｎ　２０１９」を発表。２０１９年に世界で最も多くリツイートされた投稿としてＢＴＳ（防弾少年団）のジョングク（２２）のツイートが１位に選ばれた。

「今年６月９日、ジョングクがＢＴＳの公式ツイッターに動画とともに投稿したものが世界一に認定されました。この動画は、ホテルの一室と思われる場所でジョングクが１人ビリー・アイリッシュのヒット曲『Ｂａｄ　Ｇｕｙ』に合わせて自由に踊る姿を映したもの。１９秒という短さながら、音楽に合わせて見事に編集されたクオリティの高い動画で、当初からファンを中心に話題になっていたんです。

　その上で、ジョングクのファンたちが“このツイートを世界一にしよう”と働きかけた結果、最後の最後に逆転で１位に。このファンたちの頑張りにツイッター社も、ジョングクのファンたちに向け“あなたたちの頑張りのおかげです。トロフィーを取りに来てください”とユーモアたっぷりのコメントを出していましたよ」（芸能関係者）

　また『Ｔｗｉｔｔｅｒ　Ｋｏｒｅａ』の情報によると、ＢＴＳはグループ全体でも全世界で最も多くメンションされたアカウント１位に選ばれたとのこと。しかもこの記録は２０１７年から３年連続の快挙となったそう。

「振り返ると今年はＢＴＳの快挙が多数ありました。彼らは９月２５日、動画共有アプリ『ＴｉｋＴｏｋ』に公式アカウントを開設するなり、わずか３時間３１分後には１００万人のフォロワーを獲得。『１００万フォロワー獲得の最速記録』としてギネス世界記録に認定されました。

　その他にも、ＢＴＳがユーチューブにアップしたミュージックビデオが『２４時間で最も視聴されたユーチューブビデオ』など、３つの世界記録を達成。ギネス世界記録に認定されたのです」（前出の芸能関係者）

■嵐の櫻井翔も世界を意識！ＢＴＳの世界的大成功とは？

　世界的な人気を裏付けたニュースもあった。

「５月１８日にリリースされたアルバム『ＬＯＶＥ　ＹＯＵＲＳＥＬＦ　轉　＇Ｔｅａｒ＇』が、アメリカのビルボード２００で初登場１位を獲得。これは韓国人アーティスト史上初というだけでなく、アジアのアーティストとして初の快挙でもありました。また２０１８年８月から２０１９年１０月まで行われていたワールドツアーでは、Ｋ－ＰＯＰアーティスト初の約２０６万人の動員数も記録。まさに記録ずくめの１年となりました」（前出の芸能関係者）

　今年のＢＴＳの活躍を振り返ると、彼らが世界的スターとしての成功を手に入れた、と言っても過言ではないだろう。

「今年１１月の『週刊女性』（主婦と生活社）の記事のなかで、活動２０周年を迎えたジャニーズ事務所の嵐がここにきてツイッターやインスタグラムなどのＳＮＳを解禁した理由として、海外ファン獲得の狙いもあるのでは、と報じていました。櫻井翔も“世界中の方とつながるためにはインターネットの世界にいかなければならなかった”と語ったそう。

　ＢＴＳのような大成功を収めることは容易ではありませんが、日本のアイドルたちもこぞって世界進出を狙っています。今のＢＴＳの活躍は間違いなく今後のジャニーズタレントたちや日本の芸能界のお手本となっていくことでしょう」（前同）

　まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのＢＴＳ。２０２０年にはどんな活躍を見せてくれるのか、来年も目が離せない！

Now this is a collab we can get behind | @billieeilish @BTS_twt https://t.co/v1lchzo14j #HITMAKERS pic.twitter.com/hNXOBFWu2e

— Variety (@Variety) December 7, 2019

※画像はＢＴＳの公式ツイッターアカウント『＠ＢＴＳ＿ｔｗｔ』より