5分で学ぼう「忠臣蔵」全11段をあらすじで分かりやすく解説【その4】 (2/2ページ)

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しかし到着した先の由良助一家は、小浪らの来訪をぴしゃりとはねつけます。小浪は嘆き悲しみ、小浪の父親の加古川本蔵も現れて大揉めに発展。力弥の立場としては、父と共にもうすぐ仇討ちで討ち死にする身で小浪と結婚はできません。

それを知らない本蔵と小浪らは怒り悲しみ、収拾がつかなくなったので、とうとう由良助はその本心を打ち明けます。小浪は事実を理解し、力弥とたった一夜の夫婦となるのでした。

十段目

ところ変わって、舞台は摂津堺の廻船問屋・天河屋。主人の義平は、義士たちが討入りに使う武器を手配していました。それが露見し、義平は捕手に捕まってしまいます。ピンチに陥っても知らぬ存ぜぬで一歩も譲らない義平。その時、長持の中から由良助が現れて義平の忠義心を褒め称えます。捕手の正体は義士の仲間だったのです。

実は義平の妻が高師直一派の家の者だったので、義平が内通していないか忠義心を試したのでした。義平の忠義を称え、義士の合言葉は「天」と問えば「河」と答えるように決められました。

十一段目

ついに討ち入りの日。大勢の義士が揃いの装束で、鎌倉の高師直邸に向かいます。

仮名手本忠臣蔵 十一段目 Wikipediaより

なかなか姿を現さない師直をようやく見つけると、由良助は師直を尊重し、武士らしく首を渡してほしいと礼儀を尽くして話します。

しかし、情けをかける由良助に対して、師直は卑怯にも抜き打ちに斬りかかったのです。礼儀が通じる相手ではないと悟った義士たちは、塩冶判官が切腹に使った刀で高師直の首を斬り落とし、仇討ちを果たします。

一同は本懐を遂げた喜びの涙を流すのでした。

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