登校時間を選択できる自由があるだけで睡眠不足は解消される。ドイツの高校生を対象に行われた研究実験 (3/3ページ)

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・登校時間を選択できる自由があるだけで睡眠不足は解消される
「おそらく朝起きたときに登校時間を自分で決められるというその事実だけで、睡眠不足のサイクルを破り、心理的負担を軽くするには十分なのでしょう」と研究グループの1人は述べている。
ただ、せっかくの柔軟なシステムが有名無実化してしまっては何の意味もない。学生たちにその権利を行使するよう積極的にうながすのも大切であるとのことだ。
なお、研究対象となった学校では「ドルトン・プラン」という指導法を採用しており、そのために今回の研究が可能になったそうだ。
このプランは、生徒それぞれが教師と学習計画を話し合い、それにしたがって学習を進めていくもので、個々の学力や適性に応じた柔軟な学習設計を行うことができる。同校ではドルトン・プランを採用したことで、2013年に表彰もされているそうだ。
この研究は『Sleep』(12月16日付)に掲載された。
ただ登校時間を遅くするだけじゃなく、1時間の遅刻を認めるというやり方も面白い。今回の実験は高校生が対象だが、中学生や小学生だとどうなるんだろう?日本でやったらどんな結果が得られるんだろう?ただしどこの高校で実験するかでも違いがでそうな気がするけどどうだろう?
References:“We’ll be in later” - LMU Munich/ written by hiroching / edited by parumo