「お蔵入りアイシャドウ」をよみがえらせる魔法のテクニック (2/3ページ)
ひと昔前なら「個性派好きのためのもの」と捉えられていたような、しっかりと発色するグリーンやバイオレットといったポップなカラーをためらいなくポイントメイクに使えるようになったのは、一歩一歩着実に多様性の時代へと近づいている気がして感慨深い。
だからこそ覚えておきたいのは、カラフルなシャドウをまぶたの上に乗せたときに少なからず陥りがちな「なんだか大袈裟?」と、感じてしまうときのレスキュー法。
ひと塗りで抜群の存在感が出るタイプのカラーシャドウで役に立つのは、実は指。それも色出ししたいところで左右にスワイプするという指使い。
実はこの事実を教えてくれたのはコスメマニアの友人だったのだけれど、確かに試してみるとびっくり、あっけないほど簡単なのに、面白いくらいに発色や色出しの部位をコントロールできてしまうのだから。
それ以来、難易度が高そうな色味のアイシャドウほど、鼻歌交じりにスワイプしているし、「あ、メイク失敗したかも。いったん落としてやり直したい」と落ち込んだことは一度もない。
◇「異なる質感のアイシャドウ」は“塗る”のではなく“乗せる”
存在感がぐっと際立って洗練された雰囲気になる一方、うまく塗れないと、ちぐはぐな仕上がりになってしまいがちな「さまざまな質感を組み合わせた」アイシャドウパレット。
諸刃の剣を、切れ味の良い強い味方にするには、どうやらこれもまた、自分の指と質感を見極める目が大事なよう。
当たり前といえば当たり前なのだけれど、クリームをパウダーよりも先に塗ることで土台を作ることができる。そこにマットなものや、パールシャドウを重ねれば、驚くほどごく自然に、垢抜けたグラデーションが生まれる。
そして、仕上げのトッピングよろしくアイホールやアイライン部分にラメを加えれば、ものの1分2分でなんとも完成度の高い目元ができあがる。これこそが組み合わせの妙なのだとその開発過程に賛辞を送らずにはいられない。