「放送事故レベルだ!」大ヒンシュクの2019年“歌CM”ベスト3とは…
短い時間でインパクトを残す必要があるCMにおいて、CMソングを用いるのは定番の手段。しかし、中にはインパクト重視になるがあまり、悪目立ちをしてしまうものも存在する。
2019年に放送された〝歌CM〟の中で、視聴者からの反応が特に悪かった3作品を紹介していこう。
今年、最もストレートに批判されたのは、10月にオンエアが開始された、缶コーヒー『ファイア』のCM。同CMには〝芸人気取り〟のテンションで一定のアンチを抱えながらも人気を博しているマルチタレント・桐谷健太が出演し、おなじみのCMソングであるスティーヴィー・ワンダーの『To Feel The Fire』をカバーしているのだが、
《CM見るたび〝これ以上熱唱しないでくれ〟と強く思うんだけど毎回ダメ》
《桐谷歌いたいだけやん》
《あれ放送事故レベルやぞ。桐谷健太の発音の悪い英語で歌われてもキツいって…》
《まじうるせえ、歌うなバカきもちわりい》
《最近の不快なCMランキング1位》
などと、視聴者からは総スカン。携帯キャリア・auのCMでは『浦島太郎』としてヒットソングを生んだ実績もあるが、どうやら実力ではなかったのかもしれない…。
活動再開したあのバンドにも拒否反応が…桐谷と違い、本物のアーティストである3ピースバンド『いきものがかり』も不評だった。同バンドは4月からヤクルトの乳酸菌飲料『ミルミル』『ミルミルS』のCMに出演したのだが、CMソングに起用された『アイデンティティ』は、
《CMでいきものがかり使うのやめてほしい ボーカルの声うるさいから嫌い》
《いきものがかり好きだけどヤクルトのCMの唐突な大音量は正直うるさい》
《いきものがかりのCM、うっとうしいから早く終わらないかな》
など、不評の大嵐。彼女たちが得意とする明るい曲調の〝応援ソング〟だが、声を張り上げて歌うシーンから始まるため、うるさく感じられてしまったようだ。
3月には、大手ファストフードチェーン・ケンタッキーのCMソングが話題に。同CMでは、《ケンタッキーには~ ローストチキーンサンドが~ ローストチキーンサンドが~ あるんだよ~ あるんだよ~ あるんだよ~》というオリジナルソングが流れるのだが、キャッチーな反面でウケが悪く、
《あるんだよ~あるんだよ~ってCM嫌い過ぎる(笑)しつけーし本当に拒否反応》
《不協和音が汚くて嫌い》
《ケンタッキーのCMの歌が何か怖い、なぜかしら》
《最近一番のストレスはケンタッキーのCMの歌》
などと、ネット上はブーイング状態。さらに、故・月亭可朝さんの大ヒット曲『嘆きのボイン』の《ボインは、赤ちゃんが吸うためにあるんやで~、 お父ちゃんのもんと違うんやで~》という部分にそっくりだとの指摘もされ、「ウザい」「耳障り」という意見プラス「元ネタが下ネタソング」というレッテルも貼られることとなってしまった。
CMソングから大ヒット曲になった歌も存在するが、最近ではあまり見られない光景になってしまった?