蛭子能収、“バス旅最終回”も「悲しいですね」とニヤニヤ

日刊大衆

蛭子能収、“バス旅最終回”も「悲しいですね」とニヤニヤ

 12月25日に最終回を迎えた『太川蛭子の旅バラ』(テレビ東京系)で、漫画家の蛭子能収(72)が相変わらずのダメっぷりを発揮し、同番組のファンを喜ばせた。

 今回、俳優の太川陽介(60)と蛭子は、さとう珠緒(46)、加藤紀子(46)、熊切あさ美(39)の3人を旅のマドンナに迎え、ローカル路線バスを乗り継いで1泊2日で福島県の郡山駅から山形県の銀山温泉を目指す旅に挑んだ。出発前のトークで「なんと……」と言いかけた太川に対し、蛭子は「もしかしたら最終回?」と確認。最後のロケだと分かった蛭子が「悲しいですね」とニヤけながらコメントすると、太川は「本当か? 自分が“やめたい”って言って終わるんだからね。分かってる?」とツッコみ、蛭子を苦笑いさせた。

 また、最終回ということで、蛭子が歴代33人のマドンナの中からお気に入りの3人を指名したのだが、名前を覚えられなかったのか、メモを見ながらマドンナを紹介するダメっぷりを披露。3人の名前を間違えずに読み上げた蛭子に、太川が「メモ持っていたかいがあったね」と声をかけると、蛭子は恥ずかしそうにうなずいていた。

 そんな中、一行は最後のバス旅をスタート。順調にバスを乗り継いでいったが、2日目にはバス路線が閉鎖しているという予想外のピンチも。この事態に、太川は「ひどい番組だよな。なんでこんな難しいルート持ってくるんだろ、最後に」と不満を漏らしたが、一行は約8.5キロもの道のりを2時間以上歩き続けて、なんとか次のバス停に到着した。

 その後、山形県の天童から村山へ向かうバスの車内で、太川に旅のプランを任せっきりだったという蛭子に対し、加藤が「“ありがとう、リーダー”って言わなきゃ」と促し、蛭子は最後のお礼を言うことに。何度か練習した後、蛭子は「あんまり動かなくてごめんなさい」と太川に謝罪したが、太川は「本当に思ってる?」と蛭子にツッコみ、半信半疑の様子だった。

 そして夕方、一行は尾花沢で銀山温泉行きバスの時刻表を確認。時間内でのゴールインが危ぶまれたが、まだバスの最終便が残っていたことから、無事、銀山温泉へたどり着くことに成功した。ゴールで感極まった太川は「お疲れさまでした! 最終回だから」と蛭子に手を差し出したが、いつもと変わらない様子の蛭子は「お疲れさまでした。どーもー」とあっさりしたあいさつを返し、太川をあきれさせていた。

 こうした蛭子のダメっぷりに同番組のファンは大爆笑したようで、ネット上では「蛭子さんには、最後まで笑わせていただきました」「葬式で笑う蛭子が泣くわけないやろ」などといった反響が相次いだほか、番組の公式ツイッターには、前身番組から12年間にわたりバス旅を続けた太川と蛭子に対し、「12年間、本当におつかれさまでした~!」というねぎらいの言葉も数多く寄せられていた。

 最終回は平均視聴率6.7パーセント(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という数字を残し、その根強い人気を示したバス旅。特番での復活を期待する声も少なくなかったが、蛭子が高齢ということもあり、2人の名コンビは今回で見納めとなりそうだ。

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