山口達也に『相棒』、“違法薬物俳優X”まで!2019年3月「芸能ニュースBEST3」
ニッポンをにぎわせてきた芸能ニュース。2019年、本サイトで話題になった記事を月ごとにプレイバック。今回は3月のニュースの中から、多くの人に読まれ、世間を騒がせた記事BEST3を振り返ります。
3位 ピエール瀧逮捕で震える「イケメン“コカイン”俳優X」
3月12日夜、厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部は、ミュージシャンで俳優としても活躍するピエール瀧(51)を、コカインを使用したとして、麻薬取締法違反(使用)容疑で緊急逮捕。瀧は「間違いありません」と容疑を認めているという。
現在放送中のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』にも出演中の人気俳優の逮捕とあり、このニュースによって日本中に衝撃が走った。
「実は今、芸能界でコカインが流行しているんですよね」と語るのは、ある実話誌ライターだ。その理由についてこう続ける。
「これまで、芸能人の違法薬物事件といえば覚醒剤絡みが多かったですが、覚醒剤は簡単に言うとバレやすいんです。常習性などにもよりますが、キマっている時間が長く、数日に及ぶ。当然その間はハイ状態だったり、様子がおかしいので、周囲の人に気づかれやすいんです。一方、コカインの効き目は30分程度。だから、キメたいときだけ使用して、1時間も経てば、外から見れば普通に見える。だからバレにくいんです。そんな理由から、最近薬物に手を出している芸能人の間では、覚醒剤よりもコカインが蔓延しているとも聞きます」
2017年12月に『FRIDAY』(講談社)で薬物使用疑惑を報じられ、同年12月9日に芸能界からの引退を発表した成宮寛貴氏(36)が使用を疑われたのもコカインだったことは記憶に新しい。
「そんな中、麻薬取締部(以下、麻取)が次にマークしているとささやかれるのが、30代の人気イケメン俳優“X”です。数年前からコカイン中毒疑惑が噂されていて、“瀧が逮捕されるのならXはもう時間の問題だ”と記者間で言われています。Xは約2年前、少人数で開かれた自身のバースディパーティの際、テーブルの上に白いコカイン粉で自分の年齢を作って、“おめでとう!”の声に合わせて鼻で一気に吸い込んだ、という話が聞こえてくるほどなんです。パーティの参加者もコカイン常習者であることは間違いないですが、人前でそんな行為までするのはもう、麻薬であるコカインに対する考え方が麻痺している証。Xがコカインに手を染めている話は芸能界にも広がっているといい、本当にいつ逮捕されてもおかしくない状況だと思います」(前出の実話誌ライター)
絶対にやってはいけない薬物犯罪に手を染めてしまったピエール瀧。大河ドラマやこれから公開予定の映画、そしてCMなどの違約金で、彼には今後、10億円を超える請求がされるとも言われている。XもCMに出演する超人気俳優。逮捕となれば、芸能界、広告界、そして世間に与える衝撃は計り知れない。Xは今、瀧の逮捕に何を思うのか――。
(2019年3月13日配信)
■2位は山口達也、梅宮辰夫、市川海老蔵らのあの事件!
2位 山口達也ほか「顔面ボコボコ」芸能人の仰天事情
2019年1月30日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)に、女優の遠野なぎこが右頬が赤く腫れている状態で登場し、視聴者を驚かせた。芸能人にとって顔は大事な“商売道具”だが、実は遠野なぎこのように顔をケガしてしまった不注意な芸能人は過去にもいる。
18年3月15日に、生誕80年、芸能生活60年を祝う会が開かれたホテルの入り口で転倒し、額を30針縫う大ケガを負ったのが、俳優の梅宮辰夫だ。その場に居合わせた関係者によると、梅宮は額から血をポタポタと流していたことから、すぐに事務所の車で病院に向かったという。
関係者は祝う会が中止になることを心配したそうだが、梅宮辰夫は「どんなことがあっても、お客様がいる限り、はってでも行く」とプロ魂を発揮し、病院で処置を受けると、すぐさま会場にUターン。参加者たちが心配する中、顔の半分近くを大きな絆創膏で覆うという痛々しい姿で会場に現れた梅宮は「笑っておくれ、この顔。ブサイクだけど、勘弁しておくれ」と自虐ネタを披露し、「さすがは辰兄ぃ」と会場の笑いと感動を呼んでいた。
顔にケガをしたといえば、元TOKIOの山口達也は、16年7月4日放送の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)に、左目に眼帯、アゴに絆創膏という姿で登場し、ファンを心配させた。山口によると、自転車で転倒してケガしたというが、そんな山口の痛々しい姿を見たファンはかなり驚いたようで、ネット上では「傷にならないといいな」「本当はDASH島でイノシシにやられたんじゃないの?」などといった山口を心配するコメントや別の理由での負傷を疑う声が相次いでいた。
芸能人が顔をケガするケースはなにも事故だけではない。歌舞伎俳優の市川海老蔵は10年11月、西麻布のバーで酒を飲んでいたところ、同席していた男性から暴行を受け、左頬陥没骨折や前歯の損傷など全治2か月の大ケガを負っている。
打って変わって、ケガで顔が変わってしまったのが、千原兄弟の千原ジュニア。18年8月17日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演したジュニアによると、デビュー12年目の01年にバイク事故を起こした際、顔面を強打し、アゴや眼窩底(がんかてい)などを骨折する大ケガを負ったという。そのときに手術をしたものの、顔つきが変わってしまったそうで、ジュニアが事故前の顔写真を見ながら「ほんと一重(まぶた)で、もっと目が吊り上がった目だった」と説明すると、司会の黒柳徹子もその“変身”ぶりに「全然違う」とビックリ仰天していた。
さまざまな原因で、顔をケガしてしまった芸能人たち。芸能活動に復帰できたからよかったものの、大事な商売道具だけに、今後は十分に注意してもらいたいものだ。
(2019年3月2日配信)
■1位は人気ドラマ『相棒』出演女優がついに卒業!
1位 鈴木杏樹が逃げ出した!? 水谷豊『相棒』での傍若無人
テレビ朝日の人気シリーズ『相棒』で、小料理屋「花の里」の2代目女将月本幸子を演じる鈴木杏樹(49)が、20日で最終回を迎えたシーズン17を最後に『相棒』から卒業する。
鈴木が初めて『相棒』に登場したのは、2006年のシーズン4で放送された「ついていない女」が初めて。以来、事件解決後の右京を癒す存在として、13年間にわたり出演し続けていた。
「『相棒』は、もともと水谷豊と寺脇康文(57)のコンビで始まったのですが、寺脇はシーズン7の9話で降板。その後、水谷の相棒は、及川光博(49)、成宮寛貴(36)、反町隆史(45)とコロコロ変わっています。彼らの降板理由のほとんどは、番組のすべてを仕切る水谷についていけなくなったからという説がもっぱらです。今回の鈴木の降板も、同じ理由なのではないかとささやかれていますね」(芸能記者)
水谷は、今や『相棒』の絶対君主的な存在。ドラマ制作会社関係者はこう話す。
「演出や他人の演技にも口を出すだけでなく、場合によっては台本そのものを変えてしまう。監督もプロデューサーも水谷には逆らえないので、現場は戦々恐々としているようです」
そんな中、鈴木は水谷に非常に気に入られており、水谷は「シリーズが存続する限り今の役を続けてほしい」と望んでいたといわれるのだ。
「2015年3月に女性セブン(小学館)が報じていましたが、それまで“寒さを出すのもリアリティ”と共演者に語っていた水谷が、鈴木に対しては“風邪をひくといけないから出番まではストーブの近くにいなさい”と声をかけていたことがあったそうですよ。家族ぐるみのつきあいだそうですが、鈴木が大のお気に入りだったのは確かでしょう。水谷が鈴木を構いすぎて、それが彼女には重かったのかもしれませんね。それに耐えきれなくなったための降板、といわれていますね」(前出の芸能記者)
鈴木が『相棒』降板とほぼ同時に、朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ)金曜メインパーソナリティを卒業することから、一部では「重病説」も出ていたようだが、4月から始まる広瀬すず主演のNHK連続テレビ小説『なつぞら』への出演が発表され、ファンはひと安心している。
「『相棒』で鈴木が演じていた女将は、過去に何度も事件に巻き込まれる“ついていない女”でした。もしかしたら鈴木は、そんな “ついていない女”というイメージを払拭したかったのかも。朝ドラで心機一転、新しい鈴木杏樹が見られるなら、それはそれで喜ばしいことかもしれませんね」(前同)
鈴木が去った『相棒』だが、次のシリーズではまた新しい「癒しの女将」は登場するのだろうか。今度は逃げられないように気をつけて!?
(2019年3月21日配信)