プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「アントニオ猪木」虚実の間を行き来する 唯一無二の“猪木イズム” (3/3ページ)
だが、勝ったばかりの木村との再戦に納得できない猪木は、「こんな試合を組んだおまえらのせいだ」とばかり、わがまま勝手な振る舞いに出て、ライバルだったはずの木村を叩き潰してしまったのである。
リングの内外を問わず、虚実の間を行き来する。そんなレスラーは、古今東西を見渡しても猪木をおいて他になく、それこそが猪木イズムの核心と言えるのではないだろうか。
アントニオ猪木
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PROFILE●1943年2月20日生まれ。神奈川県横浜市出身。身長191㎝、体重110㎏。
得意技/卍固め、延髄斬り、ジャーマン・スープレックス・ホールド。
文・脇本深八(元スポーツ紙記者)