ハイランジの効果とやり方【ヨガの基本】 (2/3ページ)
☆冷え性の緩和にも
リンパが多く集まる股関節周辺や、下半身の筋肉をエネルギッシュに動かすことで、気血(※3)の巡りを促し、体をじんわりと温めます。
(※3)気血……東洋医学における基本概念。人体を構成する物質で、気(生命エネルギー)、と血(体を栄養する物質)のこと。この2つがバランス良く調和している状態を健康と考える。
■ハイランジのやり方とコツ
ここでは、ハイランジのやり方についてくわしく解説します。
◇ポーズの手順
1.四つん這いの姿勢から、手で床を押し、お尻を高く持ち上げる「ダウンドッグ(下向きの犬のポーズ)」の姿勢で準備。
2.右足を両手の間に踏み出す。同時に、左のかかとを蹴り出し、上半身を伸ばした「ローランジ」の姿勢に。
3.骨盤は正面に向けた状態で、両足で床を踏みしめながら上半身を起こす。
4.両手を上に伸ばす。そのままの姿勢で、3~5呼吸キープ。再び1のダウンドッグに戻り、足を入れ替えたら反対側も同様に行う。
◇ポーズのコツ
後ろの足の膝を伸ばし、ゆるまないようまっすぐに保つことを意識しましょう。上半身を起こしたら尾骨(尾てい骨)を床のほうへ下げ、骨盤が床に対して垂直になるよう立てると姿勢が整います。
また、足のグラつきを防ぐためには、両足ともに親指の付け根(母指球)を床に押しつけるように体重を乗せ、内もも(内転筋)を働かせることがポイントです。
■ハイランジがうまくできない人の対処法
前に曲げた足、特に膝が痛む場合など、心地良く姿勢を整えられない人のために、無理のないポーズの取り方を解説していきます。
◇後ろの足がしっかり伸びていないのはNG
後ろの足の蹴り出しが弱く、膝がゆるみ、足がまっすぐに伸びていないと、前足に重心が乗り、姿勢のバランスが崩れます。その結果、膝に過度な負荷がかかり痛める原因にも。