言葉で愛を確かめあうと「愛が消えてゆく」 (2/2ページ)
■■愛し合っているカップルが知っていること
つまり言葉って、たくさん使えば使うほど、ウソくさくなるのです。だから愛し合っているカップルは、言葉はさほど必要ではないのです。反対の言い方をすれば、愛が消えそうなカップルは、言葉をたくさん使います。
「わたしのどこが好き?」「今でもわたしのこと、好き?」
「おれ、君のこと、愛してるよ」「ほかに好きな男ができたの?おれのどこがダメなの?おれ、君のことが好きなんだけど」
・・・・・・などなど。
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もっと大胆に言い切ってしまえば、言葉って「ウソ」を少し含んでいるものです。言葉単体が持つウソというより、言葉を組み合わせたときに、言葉はウソを発します。
作詞的なウソ、小説的なウソ・・・・・・こういうことを、作詞家や小説家はときどき言います。ウソという言葉をもっとやわらかくして「マジック」と言っている作家もいます。
愛し合っているふたりは、お互いに関してよく気付きますし、あらゆることに敏感になっているから、自然と言葉が持つウソ(というかマジック)を潜在的にであれ知っているので、言葉をあまり必要としないのでしょう。
もっと言えば、会えることに比べたら愛について語ることなんか屁でもないということです。つまり会えることがすべて。彼と会って、黙って並んで歩くだけ・・・・・・これが「いい恋愛」の本質ではないかと思います。(ひとみしょう/ハウコレ編集部)
(ハウコレ編集部)