女の子しか生まれないポーランドの不思議な村 (2/5ページ)

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ご丁寧に、男の子を妊娠するコツを教えてくれる医師もいますよ

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ミエイスツェ・オドジャンスキエ村

・なぜ男の子が生まれてこない?

 この奇妙な現象は、たちまち注目を浴びるようになり、世界中のマスコミがこの話題を取り上げ、村に押し寄せるようになった。

 特別な食事法や夫婦のベッドの下に斧を置いておくといった、男の子を授かるための迷信まで飛び交った。

 専門家たちからは、環境が特殊だからとか、住民の特異体質だとか、さまざまな説が出てきたが、グラスゴー大学のクレイグ・アンダーソンは、これは単なる統計的な偶然だと言う。

もっともありがちな説は、単なる統計的な偶然だということです。コイントスと同じように、男女が生まれる確率は2分の1づつです。

最初の出産での性別がふたり目の性別には影響しないとみなすと(最初が女の子でも、ふたり目も女の子とは限らない)、ふたり連続で女の子が生まれる確率は、2分の1×2分の1で4分の1。この考え方でいくと、12人連続で女の子が生まれる確率は4096分の1ということになり、かなり確率は低い。

明日、雨が降る確率は4096分の1だと聞いて、わざわざ傘を持っていく人はいないでしょう。それくらい、これは確率的には低い数字に思えますが、この確率は"ミエイスツェ・オドジャンスキエで12人連続して女の子が生まれる確率は?"というかなり特殊な質問に関わっていることを考慮することが重要なのです。

ポーランドのこの村が、とくに特殊だということはありません。リトアニアやハンガリーの村で同じことが起こっても、国際的なニュースになるかもしれません。

同じように、女の子ではなく男の子が12人続いたら、やはりニュース性はあるでしょう。
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