女の子しか生まれないポーランドの不思議な村 (1/5ページ)
marbus_79 from Pixabay
ポーランドの南、ポビアト・ケンジェジンスコ=コジェルスキ郡にあるミエイスツェ・オドジャンスキエという小さな村は、ほかの農村と変わらぬなんの変哲もない村落だ。
人々は農業に従事し、質素だが静かで平和な暮らしを日々営み、犯罪などほとんどない。しかし、この村がちょっと変わっているのは、この10年間で男の赤ちゃんがひとりも生まれていないということだ。
・10年間男の子が生まれていない事実が発覚
このことがわかったのは、この村の女性ばかりの消防団が地域の競技会で優勝したときだった。目ざとい誰かが、「あれ?この村には男の子がいないね」と指摘したことが始まりだった。
WOMEN DOMINATED VILLAGE IN POLAND– Poland In
村の人口は300人にも満たないが、この10年間で生まれた12人の赤ちゃんはすべて女の子だった。
統計的には、男の子のほうが多く生まれることを考えると、これは珍しい現象だ。例えば2017年にポーランドで生まれた男の子は20万7000人だったのに対して、女の子は19万6000人と男子の方が多い。村長のライムンド・フリシュコは、この事実に対してこう言う。
出生証明書を詳しく見直し、古くからの住民の証言も確認しましたが、女の子ばかりが続けて生まれ、男の子はまれなのです。
どうしてなのか、この謎を説明するのは簡単ではありません。"男の子が生まれると戦争が起こり、女の子が生まれると平和になる"と言われることもありますので、ありがたいことかもしれません。
どうしてこの村では女の子ばかりが生まれるのか、その理由を検証したいと言う専門家もいます。