3ヶ月以上恋が続かないのは「人生に対するこだわり」がないから
いつの時代も、物書きという仕事をしている人は、テキトーなことしか言わないので、話半分で聞いていただきたいのですが、恋愛が3ヶ月以上続かない女子は、じぶんの人生に対するこだわりがないから、恋が続かないのです。人生に対するこだわりというのは・・・・・・。
人生に対するこだわりというのは、たとえば、じぶんがいる場所へのこだわりのこと。あなたが今、学生であれば、じぶんの学校に対するこだわり。社会人であれば、じぶんの会社や仕事に対するこだわり。
人生に対するこだわりとは、場所に対するこだわりだけではなく、じぶん自身に対するこだわりでもあります。
今の仕事をしているじぶんに対するこだわり。今の友だちと共にときを過ごしているじぶんに対するこだわり、彼氏と一緒にいるじぶんに対するこだわり、などなど・・・・・・。
つまり、今のじぶんや、じぶんがいる環境に対する誇りがない、もっと平たく言えば、今のじぶんが好きではないからこだわれない、極端に言えばすべてどうでもいいやと思えてきてしまうからこだわれない・・・・・・こういうことではないかと思います。
*
たくさんの女子にお話を聞かせていただいて感じることは、恋愛上手な人は、じぶんに対する誇りのようなものを必ず持っているということです。
若いうちに、そういうものを運悪く手にできない女子だっています。そういう女子はおしなべて恋愛が下手だし、恋したくてもいつもおかしな男につかまってすぐに別れてしまっているし、ちょっといい男とつきあっても3ヶ月くらいで別れています。
ハタから見ていると、さほどの努力をしているとはとても思えないけれど、なぜかじぶんのことを誇りに思える仕事にさっとつく女子だっています。
そういう女子は、どこでどうやっていい彼氏を探し出してきたのかわからないけれど、半年も1年も、ステキな恋をしていたりします。
人生というのは、言ってみればじぶんに対する誇りを持つために与えられた時間のようなものです。
ある優れた建築家は、「この建物に訪れたひとが、この場所に立ったときに、じぶんに対する誇りを持てるような建築をつくっている」と言います。
つまり、過去から現在、未来が一直線に見通せて、その結果、心のなかにどこからともなく希望が湧いてくるような場所をつくりたいということです。
じぶんのことを好きになるとか、じぶんに対する誇りを持てるというのは、運不運もあり、若いうちにそれを手にできない人もいます。
でも、それを手にしたいと思い続けていれば、いつか持てるようになるものです。時間が解決してくれます。だから恋が3ヶ月以上続かない人は、じぶんのことを必要以上に責めないことです。なにかひとつでもいいので、じぶんがこだわれるものを、まずは確保してみることです。(ひとみしょう/ライター)
(ハウコレ編集部)